【婚活の闇】結婚相談所の乗り換え理由ランキング|IBJで移籍が多い本当の理由とは?

IBJ結婚相談所の乗り換え(移籍)理由ランキング

アネマリ結婚相談所の宮崎なおです。

結婚相談所の世界では、実は「相談所から別の相談所へ移る=乗り換え」がかなり多い、という事実をご存じでしょうか。

アネマリの在籍会員さんを調べてみると、驚くことに約半数が他の相談所からの移籍組でした。

つまり、「最初に入った相談所ではうまくいかなかった」という方が非常に多い、ということです。

結婚相談所への入会には、決して小さくない初期費用がかかります。

それでも多くの人が、あえて別の相談所に入り直すのは、なぜなのでしょうか。

その理由を明らかにするため、アネマリでこれまで受けてきた婚活相談の記録をすべて見直し、「結婚相談所の乗り換え(移籍)理由ランキング」として整理しました。

この記事では、そこから見えてきた現実や背景、そして「失敗しない相談所選び」のポイントについてお伝えしていきます。

移籍相談はどれくらい多い?割合とIBJ内外の内訳

まず、アネマリに無料相談に来られた方のうち34.5% が、すでに他の相談所に所属中で移籍を検討している方でした。

さらにその内訳を見ると、約7割(68.4%)がIBJ内での乗り換え相談約2割(21.1%)がIBJ外からIBJへの移籍希望という結果に。

ちなみに、2割を占める「IBJ外からIBJに移りたい方」の理由としては、

  • 母集団の枯渇感
     他連盟だと会員数が少なく、「申し込める相手がいない」「出会い切ってしまった」と感じてしまう。
  • IBJへの期待(ランクアップ)
     IBJは「会員数が多い」「質が高い」「サポート体制の評判が良い」といった理由から。

という声が中心でした。

そしてここからが本題ですが、移籍相談の約7割は、すでにIBJで活動している方──つまり「IBJ内での乗り換え」を希望している方でした。

IBJなら、どの相談所でも同じ会員データベースにアクセスできるのに、なぜ別の相談所へ乗り換えたいのでしょうか?

IBJ内で結婚相談所を乗り換える理由ランキング(TOP3)

その理由を整理してみたところ、次の3つに大別されました。

第1位:アドバイスの質や方向性への不満(40%)
第2位:サポートの薄さへの不満(31.4%)
第3位:申し込み枠の少なさへの不満(22.9%)
その他(5.7%)

結婚相談所の乗り換え理由ランキング_円グラフ

ただし、第1位と第2位は性質が近く、どちらに分類すべきか迷うケースも少なくありません。

そこで今回は次のように定義して、明確にどちらかに振り分けました。

アドバイスの質や方向性への不満サポートの薄さへの不満
サポート実態はあるものの、その方向性や内容・質に疑問・不満があるケースサポートそのものの実態がない、または明らかに薄いケース


この定義に基づいて整理した結果が、今回のランキングになります。

ここからは、実際に寄せられた具体的な声を引用しながら、それぞれの理由を深掘りして紹介していきます。

第3位|申し込み枠の少なさへの不満

第3位の「申込枠の少なさへの不満」について、実際に寄せられた声をいくつか挙げてみます。

  • IBJ大手で月13件しか申し込めない
  • 1か月の上限が13件で、正直少ないと感じている
  • 15件/月では戦えないと感じた
  • 月15件しかなく毎月10日で弾切れ。成立ゼロで月会費だけがかかり、時間もお金もムダになる
  • 月30件のコースだが、もっと申し込みたい
  • 月30件だが、40歳を境に申し受けがなくなり、この先成立率も下がるだろうと、枠の多い相談所へ移りたい

私が再三お伝えしている通り、IBJ全体のお見合い成立率はそもそも6%程度です。

逆算すると、1件のお見合いを成立させるためには、単純計算でも16〜17件の申し込みが必要になります。

さらに、成立率は性別・年齢によって大きく変わります。

女性よりは男性のほうが厳しく、また、男女ともに年齢が上がるほど成立率は下がります。

この成立率の現実を知らずに相談所を選んでしまい、あとから「お見合いが全然決まらない…」「スピード感のある婚活ができない」と愕然とし、慌てて申し込み枠の多い相談所を探し直す人が本当に多いのです。

特に、子どもを望むアラフォー・40代の方にとっては、婚活は完全に時間との勝負。

2年も3年もかけて活動していると、物理的に間に合わなくなる可能性もあります。

たとえ子どもを希望しない場合でも、年齢が上がるほど決まりにくくなることには違いありません。

ですので、特に年齢が迫っている方であればなおのこと、いかに時間を無駄にせず最短距離で駆け抜けるかが勝負の分かれ目になります。

そんな状況で、月13件・15件の申込枠しかない相談所を選ぶのは、正直かなりの戦略ミスと言わざるを得ません。

おそらく、月13件・15件の相談所で問題なく活動できる人とは、20代のような若さが大前提でしょう。

そして、待っていても申し受けがどんどん入ってくるような層や、自分から申し込んでも20%以上の成立率を叩き出せるようなタイプです。

まず、自分は「数で殴る」必要のあるタイプかどうか。

もしその可能性があるなら、相談所選びの段階で最初から申込枠の多い相談所を選んでおくことが、後々の時間やお金のロスを防ぐ大きなポイントになります。

第2位|サポートの薄さへの不満

続いて、移籍理由ランキングの第2位「サポートの薄さへの不満」。

以下のような声が寄せられました。

  • レスポンスがとにかく遅い
  • アドバイスを適宜もらえない
  • 安いプランのためか、紹介や面談は一切なく放置されている
  • 忙しいから相手にしてくれていないのが伝わってくる
  • お見合い後の振り返りに返信やアドバイスが一切なく、読んですらいない様子がうかがえる
  • ベストな写真でスタートした方がよいといったアドバイスがなく、適当な写真で活動開始してしまった。その後すぐに写真を撮り直したが、入会バブルは逃してしまった
  • PR文の添削がなく、活動後に異性の整ったプロフィールを見て、自分の内容の低さを実感。相談所からの助言もなく、見よう見まねで書き直すしかなかった
  • 「ハイスペ専門相談所」で“紹介あり”と謳っていたのに、実態はIBJシステムに登録するだけで放置。紹介もされず、騙されたような気持ち。このまま漫然と所属していても結果は出ないと感じている

こうした相談所を選ばないためには、どうすればいいのでしょうか。

大手結婚相談所のブランド力に期待しすぎるリスク

私が多くの相談を受けてきた中で強く感じるのは、「看板やブランドだけに釣られないでほしい」ということ。

これがひとつの大きな教訓だと思っています。

実際、ここで挙げた不満のすべてではないものの、その多くが、ブランド力があり、拠点数も多く、制服を着たカウンセラーが在籍しているような、いわゆる「大手相談所」に集中していました。

誤解してほしくないのは、「大手=悪」だと言いたいわけではないということです。

大手には大手の良さもたくさんあります。

たとえば、社内教育がしっかりしているので、極端に質の低いカウンセラーはほとんどおらず、同業者の目から見ても安心できる点は多いです。

ただ、その一方で、構造的な問題も抱えています。

  • 担当カウンセラーが抱えている会員数が非常に多い
  • 「毎週◯曜日は定休日」「今週は◯日と◯日がシフト休」「営業開始は昼から」といった具合に勤務体制がきちんと決まっている
  • その結果、稼働時間が短く、終業時間を過ぎるとパタッと連絡が止まる

こうした事情から、どうしても一人ひとりにかけられる時間には限界があります。

対応スピードにも制約が出てくるため、会員さん側からすると「レスが遅い」「放置されている」と感じやすくなってしまうのです。

実際、会員さんだけでなく、仲人同士でも「大手は本当に連絡が遅いんだよね……」といった声はよく聞かれます。

さらに、カウンセラーの人数が多い分、「誰が担当になるか」によって当たり外れが出やすい、という現実もあります。

ですので、「大手だから安心」「大手だからサポートも手厚いはず」と単純に考えてしまうのは危険かもしれません。

大手には大手ならではの構造的な事情があり、それがサポートの薄さにつながりやすい背景になっているということは、知っておいて損はないと思います。

「ハイスペ専門」をうたう結婚相談所の甘いワナ

もうひとつ多いのが、「ハイスペ専門」「ハイスペ男子多数」などの甘い言葉に惹かれてしまうケースです。

結局のところ、どの相談所も使っているのはIBJのデータベース。

そして、どれだけ「ハイスペ専門」と書いてあっても、相手にも選ぶ権利があります。

「その相談所に所属すれば自動的にハイスペと出会える」そんな都合のいい話はありません。

もちろん、本当にノウハウや人脈を持っている“ハイスペ専門”相談所も存在します。

ただ、私の肌感覚では、多くはマーケティングのための看板であり、「ハイスペ」という強いワードで集客しているにすぎないことが多いと感じています。

その結果どうなるかというと、

  • 入会後のプロフィール作成が雑
  • サポートはほぼなし
  • IBJに登録したら、あとは放置

といった実態が目立ちます。

言い方はきついですが、「ハイスペ」という言葉に惹かれて入会してくる人たちを“養分”にしているような構図すら見えてしまうのです。

当然ながら、この手の相談所の成婚率が特別高いとは、正直あまり思えません。

婚活というのは、残酷なほど“需要と供給”のバランスで決まる世界です。

だからこそ、耳障りの良いキャッチコピーに惑わされるのではなく、「自分に本当に必要なサポートがあるかどうか」で相談所を見極めることが大切です。

結婚相談所を選ぶときのチェックポイント

レスポンスの速さや親身さは、会社の規模やブランドで決まるものではありません。

「その担当者が、どんな姿勢で自分と向き合ってくれるか」ここに尽きます。

ですので、相談所を検討する際は、ぜひ無料相談のときのやり取りをしっかり観察してみてください。

  • 連絡のレスポンスは早いか
  • 質問や不安に、丁寧に向き合ってくれるか
  • 実際に話してみたときの雰囲気・熱量はどうか
  • 「この人なら本気で伴走してくれそう」と思えるか
  • 「困ったときに頼れる」と感じられるか

こうした感覚を、自分自身の目と耳で確かめることが、「サポートが薄い相談所」を避けるための、何よりの判断材料になるはずです。

第1位|アドバイスの質や方向性への不満

第1位は「アドバイスの質や方向性への不満」でした。

相談所側・会員側どちらにとっても示唆に富むテーマなので、少し丁寧に掘り下げていきます。

プロフィール文・推薦文へのモヤモヤ

まず、プロフィール作成まわりでの不満として、たとえば次のような声がありました。

  • 仲人さん作成のプロフィールが、年収アピールや家事分担などの主張が尖り過ぎていて、男性がキツく感じるのでは?と疑問。それが嫌で、もう少し柔らかくて自分らしさが出た自作の文章に変更をお願いしたところ、プライドを傷つけたようで関係悪化。「受諾率が落ちる」と言われた(実際は落ちなかった)
  • 推薦文の内容が自分のキャラと乖離しているように感じる(お見合いは決まるが仮交際に進みにくい、会話のポイントにズレを感じる)

私も、こうしたプロフィールや推薦文を実際に拝見しましたが、「相談者が違和感を覚えるのも無理はないな」と感じるものでした。

とはいえ、こうした文章力やセンスの相性は、入会前には見抜きづらいのも事実です。

可能であれば、無料相談の際に「プロフィール文のサンプルを見せてもらえますか?」と、雰囲気だけでも確認しておくと安心です(その際は、細かいクレーマーだと思われないよう、やわらかく聞くのがコツです)。

本来は、そんな確認をしなくても「この人になら任せられる」と自然に思える仲人に出会えるのが理想。

ここを見つけられるかどうかが、実は婚活の最初の山場だと思います。

方針変更や説明の“後出し”

続いては、「最初に言っていたことと違う」「説明が後出しに感じる」といった不満です。

たとえば、こんな声がありました。

  • 活動2ヶ月目で、お相手への希望年齢の変更を提案されて違和感。入会時はその年齢をターゲットにして問題ないと言われていたのに、言っていることが違うと感じた

これは正直、どちらが悪いと一概には言い切れません。

もし入会時点での見立てが根本的にズレていたのだとしたら、それは相談所側の責任です。

一方で、実際に活動を始めてみないと見えてこない情報もあります。

たとえば、ふたを開けてみたら「美人・イケメンばかりを狙っている」「他の条件もかなり厳しめ」という傾向が浮き彫りになった…。

その場合、「であれば、年齢も少し広げないと現実的に難しいかもしれません」という意図で、希望年齢の見直しを提案している可能性もあります。

ここでポイントになるのは、相談所側と会員側のコミュニケーションです。

相談所は「なぜ方針を変えるのか」をきちんと言葉で説明できていたかどうか、そして会員側も、その説明を聞いたうえで自分に都合よく解釈していなかったか。

双方のコミュニケーションのすれ違いが原因かもしれません。

  • 入会1ヶ月後の定期面談で、申し込みが通らないことを相談したら「プロフィール写真や自己PRが良くない」と指摘され、「今さら?」と思った。提出時には「これでいい」と言われていたのに…。実際にプロフィールを変えたら通り始めたが、不信感は拭えなかった

こちらについては、私も「100%相談所側の落ち度だな」と感じました。

活動開始前にチェックすべきプロフィール写真やPR文について、後出しで「そこが悪かった」と指摘するのは、会員さんからすれば納得しづらくて当然です。

実際、この方はアネマリに移籍されたあと、何の問題もなく、非常にスムーズに成婚されています。

サポートする側としても、とても伴走しやすいタイプの会員さんでしたので、「前の相談所に問題があったケースだな」と確信しています。

コミュニケーションストレス

また、コミュニケーション面でのストレスに関する声もありました。

  • 条件を下げろとか話し方を直せなど、一方的に責められているような言い方をされる
  • カウンセラーがロジカルでなく、相談しても決めつけや揚げ足取りのような返しが多く、ストレスを感じる
  • 自分に合うタイプを勝手に決めつけられる
  • 仲人の勘が外れることが多い

これは、相性や信頼関係の問題が大きい領域です。

無料相談の時点で「なんとなく合わないな…」と感じたのに、目をつぶって入会してしまうと、こうしたことが起こりやすくなります。

特に、個人の相談所の場合は、無料相談で話している相手がそのまま担当になります。

その段階で「ちょっと違うかも」と感じるなら、無理に契約せず、別の相談所を検討した方がいいと私は思います。

担当者とのジェネレーションギャップ

価値観のアップデートが追いついていない、いわゆるジェネレーションギャップの問題もありました。

  • 59歳の担当に「子ども希望」と伝えたところ怪訝な顔をされ、「こだわらない」を選ばざるを得なかった(アラフォー女性談)
  • 70代のおばあちゃん仲人で、コミュニケーションにジェネレーションギャップを感じる

今はアラフォーで子どもを望む女性も珍しくありませんし、実際に授かる方も多くいます。

それなのに、子ども希望を否定的に受け止められてしまうのは、担当者の価値観がアップデートされていない証拠だと感じます。

かといって、「同年代の仲人が正解」とも限りません。

年齢を重ねたベテラン仲人の中には、経験値や勘どころが抜群で、“お母さん・お姉さん的な厳しさと温かさ”で導いてくれる人もいます。

結局のところ、大事なのは年齢そのものではありません。

その人の考え方や価値観が、今の時代にきちんとアップデートされているかどうか。実際に話してみたときに、「この人の言葉なら素直に受け止められる」と感じられるかどうか。

そこを、自分の感覚で見極めていくことが何より大切だと思います。

「寄り添い」より「相談所都合」の対応

さらには、こんなアドバイスに対する不満もありました。

  • 真剣交際にいくか悩んでいた相手がおり、そのことを相談したら、適当な軽い感じで「進めばいい」と勧められた。「進まずにダラダラ在籍してくれた方が儲かるけど、真剣交際を勧めてあげているんだ」というような押し売り的な言われ方で、違和感を覚えた

これは、どう見ても相談所側に問題があるケースです。

おそらく発破をかけるつもりだったのかもしれませんが、言葉の選び方もタイミングも適切とはいえません。

会員さんの気持ちや迷いに寄り添うというよりも、どこか「相談所の都合」が透けて見えてしまう表現で、信頼関係を損ねても仕方がない対応だと感じます。

「誰でもいえる」薄いアドバイス

そして、第1位の中でも特に多かったのが、「誰でもいえるような薄いアドバイスへの不満」でした。

代表的な声を挙げると、次のようなものです。

  • アドバイスが一辺倒で、個人にカスタマイズされていない
  • 通りいっぺんのことしか言われない
  • 歴の浅い仲人なのか、相談しても具体的なアドバイスが出てこない
  • 「大丈夫だよ」としか言われない
  • うまくいかない中、「1人と出会えればいいから、待ちましょう」と言われるだけ
  • 相談しても、おうむ返しやミラーリングばかりで、的を射たアドバイスがない
  • お断り理由を伝えても、それを踏まえた改善策のフィードバックがなく、「自分で考えましょう」という方針に不満

読んでいて、「ああ、それ分かる…」と感じる方も多いかもしれません。

相談所側としても、決して軽く見ていい声ではないと思っています。

一方で、これを理由に移籍を検討している方のお話をたくさん聞いてきた私の体感としては、「たしかに相談所側に問題がある」と言わざるを得ないケースもあれば、相談所は比較的妥当なことを伝えているのに、会員側の期待値が高すぎるがゆえに不満につながっているケースもあり、その割合はおおよそ半々くらいの印象です。

たとえば、「今の相談所は解決策を提示してくれない! 一辺倒なアドバイスばかり」とお怒りの42歳女性によくよく話を聞いてみると「35歳以下の年下男性を落とす秘策」を求めていて、相談所からは「それはなかなか難しいです」と、ごく真っ当なことを言われているだけだった…というケースとか。

ここまで極端ではないにしても、婚活というのは自分一人では完結するものではありません。

相手の気持ち、タイミング、そして“ご縁”の流れもあります。

努力や戦略で動かせる部分もあれば、どうしても動かせない部分もある。

どれだけ頑張っても、最後は虚しく振られて終わることだってあります。

だからこそ、「アドバイスひとつで劇的に結果が変わる」場面ばかりを期待してしまうと、どうしても不満が募りやすくなります。

実際には、そうでないケースのほうが圧倒的に多い、と考えておいた方が健全です。

相談所にできることは、アドバイスが意味を持つ局面を見逃さないこと。

つまり、有効な場面で的確な支援を差し込むことに尽きます。

それ以外のところは、「見守るしかない」「なるようにしかならない」ことも、正直たくさんあります。

だから、「大丈夫だよ」とか「1人と出会えればいいから、待ちましょう」という言葉も、ときには“逃げの言葉”ではなく、状況をふまえた正しい読みであることもあるのです。

「相談所のアドバイスが普通すぎる! もっと決定的な解決策を出してよ」

そう感じている方は、

  • 世の中のすべてに“正解の答え”があると思い込んでいないか
  • 本当は動かせないものまで、動かそうとしてしまっていないか

一度立ち止まって振り返ってみてほしいなと思います。

そのうえで、それでもやはり、

「この相談所のアドバイスには納得できない」

「どうしても腹落ちしない」

と感じるのであれば、そのときは遠慮なく、別の相談所を検討していいと私は思います。

あなたが全幅(ぜんぷく)の信頼をおける仲人に出会えるかどうか。

それが、婚活がうまく回るかどうかを左右する、いちばん大きなポイントだと感じています。

例外編|ランキング外の乗り換え理由

さいごに、ここまで紹介した3つの理由のどれにも当てはまらない、例外的な乗り換え理由も簡単に紹介しておきましょう。

  • 所属相談所に有効期限があり、期限が切れるため移籍先を探している
  • トラブルを起こして、相談所を退会せざるを得なくなった

いずれもかなりレアケースではありますが、このような理由で移籍先を探す方も実際にいらっしゃいました。

まとめ|結婚相談所選びで大切なこと

今回は、アネマリに寄せられたご相談をもとに「結婚相談所の乗り換え理由ランキング」をお伝えしました。

結婚相談所の乗り換え理由ランキング_横棒グラフ

これから結婚相談所への入会を検討している方には、今回ご紹介した内容を「相談所選びのチェックリスト」として活用してください。

申込枠は自分の戦略に見合っているか、サポート体制は自分に合いそうか、アドバイスのスタイルはしっくりくるか──無料相談の段階で、これらを具体的に確認することが大切です。

一方で、すでに活動中で「モヤモヤしている」という方は、その不満が「構造的に変えられないもの」なのか、「コミュニケーション次第で改善できるもの」なのか、一度整理してみてください。

そのうえで、「どうしても納得できない」「この人には任せきれない」と感じるのであれば、無理に我慢を続ける必要はありません。

全幅の信頼を置ける仲人を見つけてください。

その一人と出会えるかどうかで、婚活の質やスピードは大きく変わってきます。

この記事が、これから相談所を選ぶ方にとっても、今の活動に迷いがある方にとっても、納得のいく決断のヒントになれば嬉しいです。

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