代表プロフィール・婚活歴

アネマリ結婚相談所の宮崎なおです。

「一体どんなひとがやっている結婚相談所なの?」という方のために、私の自己紹介をさせてください。

宮崎なお

1980年高知県生まれ/神戸大学経済学部卒業/身長169cm。

編集会社での制作、大手IT企業でのマーケティング・経営企画・新規事業推進などを経験。30代半ばで独立し、フリーランス歴もあり。

仕事に邁進し、気づけば38歳。突然結婚への焦りがわき、遅すぎる婚活開始。友達の勧めでまずはマッチングアプリから始めるも、不毛な出会いを繰り返すばかりで半年で挫折。IBJの結婚相談所に入会し、仮交際5人目(真剣交際1人目)の夫と40歳ちょうどで成婚退会。不妊治療を経て、1児の母にもなりました。

IBJ交際歴)
お見合い19名→仮交際5名→真剣交際1名(成婚)

私はギリギリ38歳(あと1ヶ月で39歳の誕生日を迎えるというタイミング)でIBJの結婚相談所に入会し、活動期間1年1ヶ月を経て、40歳の誕生日にプロポーズされ、同月末日に相談所を成婚退会しました。今は、子宝にも恵まれ、子育て生活も楽しんでいます。

普通に生きていればそのうち誰かと出会って、結婚して、子どもも産むだろう。

それが人生というもの。

そう思いながら仕事に邁進していたら、20代が終わり、あれよあれよという間にアラフォーに突入。

当たり前のようにいつかは子どもを産むものだと思っていたのに、もうそのタイムリミットまでわずか。

「このまま待っていても、結婚や子どもが向こうからやってくることはないんだ」

やっと現実に気づいて焦り始めた私が、いわゆる婚活を始めたのは、38歳になり数ヶ月が過ぎた頃のことです。

はっきりいってこれでもかなり遅いスタートですが、当時の私はまだまだ婚活市場でのアラフォー女性の価値(とにかくめっちゃ低い!)というものを理解していませんでした。

アラフォーを自虐しながらも「でも、なんだかんだでそのうちいい人に巡り逢えるだろう」とたかをくくっていたというか、どこか楽観的でした。

さて、そんな私が38歳からどんな婚活の道を歩んだのか。

少し長いですが、お付き合い頂ければ幸いです。

マッチングアプリ

まず婚活で始めたのは、マッチングアプリです。

マッチングアプリというツールを選んだ理由は、以下の通り。

  • お金がかからない(女性は無料)
  • “いかにも婚活”って感じがしない(←変なプライド発動)
  • アラフォーの親友に勧められた(←自分への言い訳ができた)

使ったマッチングアプリは、OmiaiPairs(ペアーズ)です。

実をいうと、マッチングアプリをDLするまでに2ヶ月くらい葛藤していました。

当時38歳という年齢であり、客観的にいって一刻も早く行動するべきなのですが、

「この私が、婚活までしないと結婚相手を見つけられないのか?」

「まるで出会い系のようなアプリを使うの??」

というプライドや恥ずかしさが邪魔をして、なかなかDLに踏み切れなかったのです。

2ヶ月の葛藤を経て、満を辞して(じゃないですが笑)、いざ最初にDLしたのはOmiai。

これは、事前に少し調べた感じで、ペアーズよりOmiaiの方がユーザーの平均年齢が少し高そう(落ち着いていそう)で、恋活にはペアーズ、婚活ならOmiaiかな?と感じたからです。

実際使ってみたら、そこまでユーザー層に違いは感じなかったのですが、38歳アラフォー女性の私はとにかくペアーズに気後れして、馴染みやすそうなOmiaiからスタートしました。

Omiai

Omiaiでは、2ヶ月くらいの活動で4名の男性とアポをし、うち3名と実際に会いました。※マッチングのみや、やり取りまでの男性を含めると、数はもっといます。

1人目のお医者さん(本物の医師で、実在する人物でした)については、アポの約束をしたものの、当日直前のドタキャンになってしまい、会うことなく流れました。※この方についてはびっくりネタあり。

残りの3名についても詳細は記事に書きましたが、結論としては、どの男性とも結婚は考えられませんでした。

口を開くと歯が真っ黒だったり、仕事が安定せずタウンワークで仕事探しをする状況にあったり、頼りなさすぎたり、すぐバレるような小さな嘘が多かったり…。

1回目でナシと判断した人もいれば、デートしてみた人もおり、いずれも次の誘いや告白があったのですが、私はどうしても無理でした。

私が特に気難しいとか、理想が高すぎるということはないと思います。きっと。

「アラフォーなんだからこのくらい我慢しないと結婚できないよ」と言われるなら、結婚を諦めて独りの人生を選んだ方がマシ。そう思えるレベルの男性たちだったのです。

というわけで、残念ながらOmiaiではこれといった出会いはなかったのですが、得たものもありました。

それは、マッチングアプリへの抵抗が薄れたということ。

マッチングアプリに限らずなんでもそうですが、いざ始めてみたらどうってことなくなるものなんですよね。

Omiaiのおかげで、マッチングアプリ、ひいては婚活そのものへの抵抗が薄れ、徐々に活動が加速した気がします。

Pairs(ペアーズ)

Omiaiを使い始めて1ヶ月経った頃には、ペアーズもDLして並行活用を始めました。

Omiaiで良くも悪くも実際に出会える男性の質を把握できたことで、もう少し良い男性と会うためにもまずは母数が必要だと感じていました。

マッチングアプリの多くは、女性無料・男性有料なので、女性で複数アプリを使っている人は多いと思いますが、男性はどれか一つのアプリに絞っていることが多いはず。

Omiaiとペアーズを使えば、理論上リーチできる男性は2倍(以上)になるはずです。無料ユーザーの女性なら並行活用しない手はない!

実際にペアーズを使い始めたら、私の読み通りでした。

基本的に、Omiaiにいる男性はペアーズにはいないし、ペアーズにいる男性はOmiaiにはいません。

(かなり稀にどちらでも見かける人はいましたし、どちらかを退会してどちらかに移行してくる人もチラホラみかけましたけどね)

ペアーズでは、3ヶ月くらい活動して、実際に5名の男性と会いました。※マッチングのみややり取りまでの男性を含めると、数はもっといます。

それぞれの男性とのエピソードは記事に書きましたが、総じていうと、もしクラスや同僚にいたらそれなりに仲良くなれそうな、感覚が比較的自分に近い男性が多かったです。

メッセージやLINEのやり取りに大きな違和感もなく、実際に会ってもドン引きするようなビジュアル要素もなく、対面での会話もそれなりに弾む。

「この人と結婚するか、さもなければ一生独身か」の究極の二択でいうと、結婚>独身という選択ができるかもな〜という相手もいました。

しかし、結論としては、どの男性とも進展はありませんでした。

私の実力不足で積極的にアプローチ頂いてた男性の心をポッキリ折ってしまって不本意ながら終了された失敗談もありますが、それを除けば、全員友達止まりという結果で終わり。

お茶やご飯しながらワイワイ楽しく過ごし、解散時に「また会おうね!」「次誘いますね!」と言われつつも、実際に誘われることはない(そして私からも誘うことはない)。

ひょっこりとザオラルLINEが来ることはありましたが、「この人は、遊べる相手を探しているんだな…」というオーラが満載、ほぼそんな男性ばかりでした。

私が誘えばまた次はあるでしょうし、頑張れば彼女にはなれるかもしれないけど、結婚となると…私の力量では少々難易度が高いし、正直そこまでじゃない(きっと向こうもそうですが)。

そもそもアラフォー38歳の女性が、こんな可能性の低い戦場でダラダラを時間を使ってしまうのはいかがなものか?

マッチングアプリを3〜4ヶ月ほどやってみて、

  • 勇気を振り絞って自分から”いいね”をしてもほとんど無視される。
  • 妥協で”いいね”してみた相手にすら相手にされない。
  • プロフィールに「33歳以上の女性からの”いいね”はご遠慮ください」と堂々と書いているような同年代アラフォー男性も少なくない。
  • 会ってくれる男性は、真剣ではなく遊びたいだけ。

という経験を重ね、婚活市場でのアラフォー女性の現実を知り、焦り始めていた私。

このままマッチングアプリだけで婚活を進めることは非常にリスキーだと悟り、他の道も模索し始めました。

友達からの紹介

マッチングアプリを使い始めるきっかけともなったアラフォーの親友(アプリを勧めてくれた親友)には、時々アプリでの婚活状況を報告したり相談していました。

なかなかうまくいっていない私の状況を見兼ねたその親友が、「紹介できそうな男性がいる!」ということで引き合わせてくれたのが、2〜3歳年下のスラっとした長身の理系男子。

会ってみると、普通に楽しく話せて盛り上がれる人で、親友を交えて3人で何度か食事をしたり、ちょっとしたイベントに共同で参加したりもしました。

恋活・婚活市場にいる男性とは違って、女性の年齢には無頓着な(歳上のアラフォー女性でも気にしない)ところもありがたい!

が、彼はいわゆる草食系で、加えて私も積極的な方ではないために、進展のしようがなく、いつの間にか会わなくなり自然消滅してしまいました。

とはいえ、お互いをよく知る共通の友達からの紹介や出会いというのは、婚活では本当に貴重でありがたいこと。

とても感謝しています。

結婚相談所選び・活動スタートまで

マッチングアプリでもうまくいかず、友達からのありがたい紹介をも有効活用できそうにないと感じた私は、結婚相談所に駆け込むことを決めました。

と、簡単に書きましたが、その裏にはもちろんたくさんの葛藤がありました。

  • 決して安くない料金
  • 実際にどんな人に出会えるのか
  • そもそもアラフォー(もうすぐ39歳)で相手にされるのか
  • きちんと結婚までいけるのか
  • ザ・お見合いをするなんてあー恥ずかしい

そんな中、私はこう考えました。

今の状態(アプリ×、知人の紹介×)では結婚できそうもない上に、ただただ時間が過ぎて歳を取ることで、どんどん状況が悪化していく。

結婚相談所に入れば必ず結婚できるという保証なんてないけど、可能性を少しでも高めることはできる。

(当時ネットで調べたら、結婚相談所で結婚できる確率は10%だか20%だか。0%が10%〜20%になるって普通にすごい!)

もし結婚できなかったとしても、数年後・数十年後に、「あの時もっと努力しておけばよかった…」とモヤモヤした後悔に苛まれるより、「あれだけ頑張って結婚できなかったんだから、未練なし!」と言いたい(その方がスッキリ生きていける)。

アラフォー38歳(もうすぐ39歳)崖っぷち。迷っている時間はない。やれるだけのことはやろう!

人によっては「高いお金を払って、たった10〜20%の成婚率かぁ…」と思うかもしれません。

しかし、可能性ゼロだったものがゼロじゃなくなる。これがいかにすごいことか、この点にどう価値を感じるかだと思っています。

例えば、大学受験のための予備校、難しい病気の治療、不妊治療。いずれも投資したからといって必ず夢が叶うものではありませんが、少なくとも今のままでいるよりは確実に可能性を上げられます。「少しでも可能性があるなら賭けてみたい」「やらないで後悔はしたくない」と思えることだからこそ、チャレンジするのだと思います。

さて、あなたの人生において【結婚】はどれくらい大切なことでしょうか?今のままで理想の結婚相手が見つかる見込みはありそうでしょうか?

もし、結婚をしたいという気持ちがあり、今のままでは理想のお相手が見つかりそうもない場合、結婚相談所への投資は決して悪くはないと思います。

また、成婚率の数字はあくまで平均です。当然ながら、年齢や容姿・年収等のいわゆるスペックによって数字は変わります。なにより、正しい努力をするか・しないかにも大きく左右されます。平均値は参考にしつつも、結局はあなた自身がどう向き合い努力するかということなのです。

ちなみに、私も後から知ったのですが、成婚率の算出方法には2通りあります。ここでは2つの算出法の良し悪しは割愛しますが、当時私が見た10〜20%の成婚率というのは[ 成婚者数 ÷ 在籍会員数 ]という算出だったようです。ざっくりいうと、「在籍中の会員のうち、何%が成婚するか?」という指標ですね。

もう一つの算出法に[ 成婚者数 ÷ 退会者数 ]というものがあります。結婚相談所を退会する人には、相談所でお相手を見つけて晴れて成婚退会という人もいますし、ネガティブな内容であれば、結婚を諦めて去っていく人・別の相談所や婚活サービスへ移籍していく人などもいます。また、おめでたいことに相談所以外のお相手と結婚が決まって退会となるケースもあります(この場合、計算上は成婚者数にはカウントされません)。

後者の算出による成婚率は、ざっくりいうと「相談所を退会する人の何%が成婚によるものか?」という指標ですね。もっと分かりやすくいうなら、「卒業生のうち、夢をかなえて卒業した人の割合」です。

私が入会した相談所では、後者の算出方法で成婚率が70%を超えているそうです。10人の退会者がいれば、そのうち7人はちゃんとお相手が見つかり結婚できているということ。※相談所外のお相手との結婚も含めるともう少し上がりますね。

成婚率の数字は相談所によって違いますが、質の良いサポートを受けて正しい努力をすれば、結婚すること自体は奇跡のような話ではないと思います。

IBJを選んだ理由

数ある結婚相談所サービスの中でも、私はIBJを選んだわけですが、その理由は2つ。

  1. 会員数が業界最大(当時6万人)
  2. 仲人型の相談所である

まず、マッチングアプリで母数の重要性を悟っていた私は、結婚相談所選びでも、とにかく会員母数を抱えているサービスを選ぼうと考えました。

また、当人同士で自由に進めるタイプの相談所(データマッチング型)よりは、ある程度間に立って世話を焼いたり背中を押してくれるタイプの相談所(仲人型)が望ましいと思いました。

というのも、マッチングアプリや友達からの紹介での失敗の通り、私はどうも自分から積極的に行けない、受け身気質な(プライドが高い?)ところがあります。

若い頃はこれでもどうにかなったけど、アラフォー崖っぷちの今、このやり方では到底無理。かといって、すぐには変われる気がしない。

私の場合、データマッチング型の相談所だとマッチングアプリの延長にしかならないような気がして、結婚へのハードルが上がったアラフォーの今だからこそ、あえて仲人型の相談所を選ぼうと思いました。

予備校に例えると、個別指導や担任クラス制(少人数)、究極は個人塾のようなイメージでしょうか?

(間違っても東進ハイスクールや河合塾のような大手予備校ではなく、とにかく講師との距離が近いところ!)

その点、IBJは業界最大の会員規模を抱えていて、かつ、仲人型の結婚相談所ということで、条件は申し分なくクリアしている。

迷いなくIBJに決めました。

よく混同されがちな、データマッチング型の相談所と仲人型の相談所。

データマッチング型の相談所とは、会員データベースから出会い(情報)を提供してくれるサービスです。つまり、サービスのメインはあくまで情報(お相手)提供。

そのため、出会ったお相手とどう進行するかはあくまで当人同士となり、仲介者のサポートは薄い傾向にあります。(仲人やカウンセラーと呼ばれる人はいても、メールやり取りのみ・シフト制・担当変更が多いなど。積極的な関わりはナシ)。

人の仲介がない分、交際は自由気ままに楽しめますが、マッチングアプリ同様、マッチング後一度もやり取りが起こらない・一度も会わない・会ってもいつの間にかフェードアウトされる、ということが起こりがちです。

そして、情報提供がメインというサービスの特性から「結婚情報サービス」とカテゴライズされます。

これに対して、仲人型の相談所とは、出会いの提供はもちろん、交際の判断や交際中も仲人が間に入ってがっちりサポート。出会い〜成婚までを一貫して見届けるサービスです。

出会いや交際に逐一仲人が介入してくる点に苦手を感じる人もいますが、逆にいえば、結婚という目標が明確な人や、異性との関係構築が不得意な人(不慣れ・受け身など)にとっては、とても強い味方です。

これが本来の「結婚相談所」にあたります。

種類一般の呼び名本来のカテゴリー
仲人型結婚相談所結婚相談所IBJ系の相談所、パートナーエージェントなど
データマッチング型結婚相談所結婚情報サービス(結婚相談所オーネット、ゼクシィ縁結びエージェント、ノッツェ、エン婚活エージェントなど

どちらが良い・悪いという話ではなく、自分の状況に合うのはどちらか?という視点で選ぶことが大切になります。

「私、結婚相談所で婚活しているんですけど、あまり上手くいっていなくて…」という人に詳しく話を聞くと、「それ、結婚相談所じゃなくて、結婚情報サービスでは?」となることがよくあります。

結婚相談所で婚活している(しようとしている)人は、今の自分に合うサービスはどちらなのか?を見極めてください。

そして、「選んだ(選ぼうとしている)サービスは、結婚相談所なのか?結婚情報サービスなのか?」を今一度しっかり確認して欲しいと思います。

所属する相談所の決め手

IBJの結婚相談所には、IBJ本体が直営しているIBJメンバーズだけでなく、全国各地のIBJ加盟の相談所があります(当時2000社以上)。

どちらでも会員データベースは同じということで、どこに所属してもIBJの会員(当時6万人)にアクセスできることは変わりないと分かりました。

であれば、前述の通り、私は講師との距離が近い個人塾のような相談所がいいと思っていたので、IBJの中でも、企業が運営している相談所よりは、個人や小規模でやっている仲人の顔が見える相談所にしようと思いました。

といっても、東京だけでもIBJ加盟の相談所は何百社もあります。

その中から選ぶにあたって、私が重視したのは以下2点。

  • アラフォー女性へのサポート力(成婚実績やブログ内容など)
  • 仲人さんとの相性(バッググラウンドの似た部分や世代ギャップのなさなど)

アラフォー女性の婚活が厳しいのは業界の常識。

相談所によっては、アラサーとアラフォーで料金が違う(アラフォーの方が手間がかかる分、料金が高い)ことも多々あり、ひどい場合はアラフォー女性の入会お断りという相談所もありました。

そこでまず重視したのは、そもそものアラフォー婚活女性へのスタンス。

アラフォー女性を突き放すような相談所じゃなく、アラフォー女性の婚活に前向きに取り組んでくれ(強い味方となりサポートしてくれ)、なおかつ、実際にアラフォー女性の成婚実績が出ている相談所をいくつか探し出し、無料相談に行きました。

そして最後は、仲人さんとのフィーリング・相性で決めました。

私が決めた相談所は、私とそう年代の変わらない(5歳くらい年上のお姉さん)、もともとベンチャー企業の最前線でバリバリお仕事されていたキャリウーマンの方が独立開業して運営しているところ。

仲人さんが私と世代や経歴が近く(=感覚も近いので話がスムーズ)、話がロジカルで信用できる点が決め手となりました。

例えば、私のふんわりした会話内容から、私が潜在的にどんな結婚相手を望んでいるのかを抽出し、比較的高学歴・キャリアウーマンの部類に入る私の経歴をターゲットに向けてどう見せていくのが良いかなど、その場で建設的にアドバイスして頂けました。

ちなみに同じく無料相談に行った他の相談所では、アラフォー女性の婚活や私自身のことについては言及されず、婚活の一般論を話されたり、IBJの検索画面を見せてもらうだけに終わり、今ひとつ痒いところに手が届かず消化不良な感じでした。

サイト上ではアラフォー婚活女性のサポートを売りにしているはずが、あくまで集客用だったのかもしれません。とにかく、実際にはそこまでアラフォー婚活に真剣に取り組んでいるわけではなさそうだったので見送りました(それでもアラフォーの成婚実績はたまに出ているようでしたけどね)。

かくして、IBJ加盟の相談所の中から、所属する相談所を決定しました。

その相談所の料金は決して格安というわけではなく、むしろ平均よりお高めではありましたが、自分の婚活という人生の一大事を預けるわけなのでここは腹をくくりました。

逆にいうと、自分の目で見て納得して選んだサービス(業界最大のIBJ)・相談所(信頼のできる仲人さん)ですから、ここで結婚できなければ、それはもう完全に私のせいだなと諦めがつく状態でした。

この時点で、ギリギリ38歳(あと1ヶ月で39歳の誕生日を迎えるというタイミング)。

契約・プロフィール撮影

相談所の契約当日には、仲人さんが絶賛推奨する都内のスタジオでヘアメイク&プロフィール写真撮影。

カメラマンさんに、とにかく歯を出して笑うことを強要され(笑)、顔を引きつらせながらも慣れない撮影を何とかこなしました。

都心での屋外撮影だったので、「知り合いに見られたらどうしよう、恥ずかしい」と思って撮影に臨んでいたことも、今となってはいい思い出。

仲人さんが撮影同行してくれていたので、本当に心強かった…

契約日のうちに、私が事前に提出しておいた自己紹介文を仲人さんが添削・手直ししてくださり、仲人さんによる推薦文も丁寧・的確に書き上げてくれ、私の方でも確認して確定。

契約・撮影の翌日からIBJデビューとなりました。

相談所に契約希望の連絡をしてから、実際の契約&IBJでの掲載開始までに、わずか1週間という非常にスピーディーな対応もありがたかったです。

結婚相談所での活動

私が結婚相談所で成婚退会するまでの1年1ヶ月の活動期間には、大きくは、

  • 入会〜3ヶ月
  • 4〜10ヶ月目
  • 11〜13ヶ月目(成婚退会)

という3つの波がありました。順に振り返ります。

入会〜3ヶ月(仮交際①②さん、順調)

入会当初は、人並みに(アラフォー並みに?)色々ありました。

入会バブルでアラフィフからの怒涛の申込みの洗礼を受けて面食らったり、お見合いを申込んでもほとんど成立しなかったり、受けてもらった数少ないお見合いでは(素敵な男性だったのに)チャンスを活かせず自ら蓋をしたり…

しかし1ヶ月もすると、徐々に調子を取り戻し、順調に。

早々に同年代男性2名との仮交際がトントンと決まり(どちらもお申し込まれのお見合い)、交際スタート。

●仮交際①さん→39歳・医学部受験の予備校講師
●仮交際②さん→36歳・マスコミの企画営業

仮交際①さんは、職業からも想像しやすいですが、お話ししてみてもとっても頭が良いんだなと感じる方でした(実際に、都内の理系国立大学トップの大学の工学部卒でした)。頭が良い人特有の少し個性的なところはありますが、それは許容範囲だし、性格は陽気でおおらかです。

仮交際②さんは、エスコート力、随所に感じられる思いやりや配慮、会話力、どれをとっても抜群で非の打ちどころがない男性。きっと仕事もデキる人なんでしょう(それを裏付けるかのように、この年齢でびっくりするぐらいの高年収)。有名私立大学出身で、頭の良さと人間力のバランスは、お会いした方の中でピカイチ。

同年代の男性とはお見合いすら難しいと言われる結婚相談所において、比較的あっさり同年齢・年下との仮交際を遂げたアラフォー39歳の私。(この頃私も誕生日を迎えて38歳→39歳に)

決して年下や同年代にこだわっていたわけではありませんが(実際に40代後半の方とも複数お見合いはしました)、結果として、積極的に交際希望の連絡を頂けたのが同年代の方でした。

この頃の仲人さんとの定期面談では、「なおさんは本当に順調ですね!」と驚き感心されました。

その後、交際を進める中で両男性から前向きな気持ちをお伝え頂き、「あー、私はこの2人のどちらかと結婚するんだな〜」なんて吞気に考えていました。

そんな矢先、相性が良さそうと感じていた仮交際①さんとの間に、価値観の違いを発見してしまいます。

もちろん、他人同士価値観が違うのは当たり前。その違いをどう受け入れていくかが大事なのは分かっています。

でもこの価値観の違いは、結婚するにあたってはやや不安に感じる内容でした。

仲人さんからは、「こうしたことが早めに分かってよかったです。仮交際①さんとのことは忘れて、仮交際②さんを見ていくか、新しい出会いを探しましょう」と言われました。

さて、どうしたもんか…

仮交際②さんは本当に文句なしの良い人なのですが、不思議なもので、なぜかそこに気持ちが入っていかない自分がいました。

そして、仮交際①さんとの価値観の違いに遭遇しても、まだなお後ろ髪を引かれる自分がいました。

色々迷いましたが、結局、<仮交際①さんと仮交際②さんの両方と交際を続行しながら、新しいお見合いもしていく>という決断をしました。

活動を開始して3ヶ月目(2人との交際2ヶ月目)が終わろうとしている頃でした。

4ヶ月〜10ヶ月(仮交際③さん、波乱万丈)

早速、お見合いの申込みを22名にかけ、そこからお見合い4件が成立。そのうち1名の方と仮交際をすることになりました。

●仮交際③さん→39歳・エンジニア(研究職)
(偶然にも、また同年代でした。)

仮交際③さんは、一握りの人しか就けないような特殊なエンジニア。職場には東大・京大の工学部出身者がゴロゴロいるそうです(実際に彼もその一人)。いうまでもなく頭が良いのですが、その分変わったところもチラホラあり、コミュニケーション能力は低め。よくいえば、性格は温厚(物静か)。ちなみに、地方出身で地元が近いという共通点もあり、親近感はわきました。

こうして仮交際3名との並行交際が進むことになりましたが、ちょうどこの頃、仮交際②さんから真剣交際の打診を頂きました。

普通ならここでお受けする女性が多いであろう、そのくらい申し分ないスペック・人柄の仮交際②さん。

にも関わらず、なぜか気持ちが向かない自分。

これ以上ダラダラと引っ張るのも申し訳なく、仮交際②さんとは終了することにしました。

最後のお礼LINEに対して、気持ちのこもった返信をくれた仮交際②さんには、今でも頭が上がりません。

そしてこれ以降は、脇目もふらず(誰とも新しいお見合いはせず)、仮交際①さん・仮交際③さんとの交際が続くこととなります。

途中、仮交際③さんの特殊な特性、加えて特殊な家庭環境も発覚しました。

驚かなかったかというと嘘になりますが、私は比較的冷静に受け取り、「本人に非はない話」「決して悪い人ではない」と自分なりに解釈・納得して、交際を継続しました。

仲人さんには心配されつつも、「なおさんがそういう覚悟であるならば」と見守り応援してくれる形に。

交際3ヶ月目には、その仮交際③さんから真剣交際の申し出がありました。

しかし、諸事情で、保留状態になりました。

それは私のせいだったのかもしれませんし、彼のせいだったのかもしれません。

詳しく話せないのがもどかしいですが、本当に複雑な事情が絡みあい、<真剣交際に進みたいけど進めない、ちょっと待たなければいけない状態>になりました。

なお、この時期は未曾有の社会情勢により、基本ルールで3ヶ月と決まっている交際期間にも大幅な延長が認められていました。

この例外措置を利用しつつ、異様なゆっくりペースの仮交際③さん、そして、もともとマイペースな仮交際①さん、との仮交際を続けました。

どちらかと結婚するものだと信じて疑わなかった私は、約半年間を2人との仮交際に費やし、その間、誰ともお見合いもしませんでした。

とはいえ、時間は無限ではありません。

まず、仮交際①さんとの仮交際期間が8ヶ月が過ぎた頃、「これ以上は仮交際期間を延長できないので、そろそろ白黒つけましょう」と仲人さんに促されました。

8ヶ月という(相談所では異例の)長期間の仮交際を経て、仮交際①さんとは良くも悪くも”友達”になっていました。

2人で今後について話し合い、お互い納得の上、仮交際①さんとの交際を終了させることにしました。

最後に仮交際①さんに、「なおさんとはすごく相性が合うと感じているけど、もっと他の女性も見てみたい」とカミングアウトをされたのですが、それを聞いてもあまり悲しくはなく、まるで明るい離婚でした(笑)。

そんなにショックを感じなかったのには、残された仮交際③さんとの道が明るいものだと信じていたことも大きかったと思います。

こうして、残すは仮交際③さんのみとなり、そろそろ真剣交際・成婚に向けて話を進めていくのかな?という時期が来ました。

しかし、この前後から、仮交際③の特性が爆発してか、私も理解に苦しむような態度・言動を取られることが増えます(詳しく書けなくてすみません)。

そして、結婚するなら決してスルーはできない、乗り越えるべき課題もありました。

その課題とは、ざっくり説明すると、仮交際③さんとはGIVE&TAKEの関係ではなく、GIVE&GIVE(ほぼTAKEなし)の関係になっていたということです。

一例を挙げるなら、彼の体調不良で予定がドタキャンになると、私から彼に体調を気遣う言葉をかけてばかりで、彼からは(ドタキャンで予定を振り回されている)私を気遣う言葉はあまり出ず、いかに体調が悪いかを訴えてくるばかり。

体調が復活すると、「この前はゴメン」などもなく、ただ復活を表すようなスタンプ(かまってというニュアンス)だけが送られてきて、私から「治ったの?それはよかったね」と返して、ドタキャンされた私の方からスケジュールの再調整を仕切らなければいけない始末。

仮交際③さんには、悪気も自覚もなさそうで、ただ純粋無垢にケアを欲しているのは分かる。でも一方で、私へのケアはない。

親子関係なら許されますが、人生のパートナー・結婚相手となるとどうでしょう。

(私は彼のホームヘルパーなのかな?)

遠慮してはっきり言い出せずにいましたが、このままでは私が辛くなる(というかすでに辛い)のも目に見えていました。

そこで、ちょっとしたきっかけを利用して、自分の思いの丈をぶつけました(彼の特性に合わせて、感情的にならず、できるだけ論理的に話すことを心がけました)。

お互いの理解を深めて結婚に進めるためにも、私は前向きに話し合いがしたかった。

ただそれだけなのですが、人と真正面から向き合ったことのない仮交際③さんには刺激が強すぎたのか、顔を歪めて泣きだしてしまいました。

そして話し合いは話し合いにはならず、ほぼカウンセリング状態へ。

そこで分かったことは、やはり、仮交際③さんには一連の自覚はなく、むしろ、私からの配慮・ケアが足りないくらいだと思っていたということ。

お互いの意見・感じ方である以上、どちらが正しい・正しくないとは言えませんが、あまりの受け取り方の違いに、鈍器で頭を殴られたような感覚をおぼえました。

いずれにしても、2人の駒を進めるには、避けて通れない話し合い・ぶつかり合いであったと思います。

涙は流したものの、最後落ち着きを取り戻した仮交際③さんも、この話し合いに意義は感じたようです(帰りにそう言われましたし、私もそう思いました)。

今後の2人の行方については、一旦持ち帰り。

もう終わるかもしれないなぁ、、、と思いながら、その日は疲れて眠りにつきました。

数日後、仮交際③さんより、「あれから考えました。お互い価値観の違いはあるけど、それを乗り越えていきたいです。お願いできますか?」という連絡が来ました。

仮交際③さんが、そして2人の関係が、少しずつ良い方向に変わっていくようで嬉しかったです。

特性や家族環境など、一般的ではない所が多々あり、交際ひとつとっても亀の歩みの仮交際③さんとは、この時点で7ヶ月目に突入していました。

そして、仮交際③さんからの希望で、結婚前のカウンセリングに行くことにしました。

費用は1回5万円超えと、かなりの高額。

私も初めてのことでしたが、調べた限り、普通の男女には必要なさそうな内容。超マイナーなカウンセリングです。

しかし、もはや私たちは普通ではない。

彼のような特殊な性質を持つ人にとっては、結婚にも教科書が必要なのだと理解し、一緒にカウンセリングを受けることにしました。

なお、(当たり前ですが)カウンセリング費用は割り勘で私も半分払っています。

いざカウンセリングでは、

  • 男女は違う生き物だと理解しましょう
  • 相手に配慮して発言・行動をしましょう
  • 親と配偶者、もし対立したら配偶者の味方になりましょう

といった、本当にどうってことのない内容が載った教科書を渡され、講師と私たち2人で読み上げました(仮交際③さんは、蛍光ペンで線を引いたりしていました)。

仮交際③さんにとって、このカウンセリングが少しでも結婚というものを理解する助けになっただろうか?

カウンセリング後の帰り道、そう思いながら隣を見てみると、どこか様子のおかしい仮交際③さん。

尋ねると、カウンセリングで結婚とはどういうものかを教われば教わるほど結婚に不安が増した、と打ち明けられました。

「結婚したら、僕は幸せになれるのかな…」

そうポツリと言い残して、帰っていきました。

そして、これが2人で会った最後となりました。

その数週間後、仮交際③さんの相談所を通じて、交際終了の連絡が届きました。

終了の理由は、「結婚しても幸せになれるとは思えなかった」というものでした。

仮交際③さんとの仮交際期間7ヶ月、相談所に入会してから11ヶ月経過、40歳まで残すところ3ヶ月。

ここまできて、まさかの交際終了。

茫然自失です。

この7ヶ月間は何だったんだろう。。。数万円かけて行った婚前カウンセリングは何だったんだろう。。。

この人は、結婚したら自動的に幸せになれると思っていたのかな?幸せが勝手に向こうからやってくるとでも思ってたのかな?この人は何を言っているのかな??

交際相手を失った悲しみやショックもありますが、「7ヶ月も引っ張って、婚前カウンセリングに数万円払って行ってまで、この結末なのか、、、」という思いも少なからずありました。

あと3ヶ月で40歳になってしまう自分。失った時間はあまりに大きく、呆然としました。

この事態に、私の仲人さんも慌てていました。

「仮交際③さんは、結婚には向いていないんだと思います。そもそも結婚への覚悟がなさ過ぎる(怒)」

放心状態の私に代わって怒り、相手を悪く言ってくれたことは、実はありがたかったです(自分では口に出せなかったので)。

そして、すぐさま次に向けて動き出してくれました。

11〜13ヶ月(仮交際④⑤さん、真剣交際①さん→成婚退会)

仮交際③さんとの最悪ともいえる交際終了。

この結末を予想もしていなかった私は、半年以上お見合いを遮断していたので、当然ながら、他に交際相手はいませんでした。

婚活市場では、女性は何よりも年齢が第一です。

「何とか30代のうちに!」とギリギリ38歳で駆け込んだ相談所なのに、気づけばもうすぐ40歳。

仮交際③さんとの交際終了は、普通であれば婚活をお休みしたいくらいショッキングな出来事でしたが、もしここで休んだら、道のりはより厳しくなる(最悪は結婚を諦めなければいけない)ことも理解できました。

仲人さんの強力なサポートも得て、私は涙を流しながらも再び立ち上がりました。

実をいうと、仮交際③さんと最後に会った日から交際終了の連絡がくるまでの間に、仲人さんは、最悪の結末を視野に入れて、暗に私に新しいお見合いを勧めてくれていました。

私のここまでの交際歴を鑑みて、候補となりそうな男性を、首都圏に限らず、首都圏からアクセスしやすい遠方エリアまで含めて見繕い、

「なおさん、この人に申し込んでみてはどう?」「こういう人だっていますよ」

と、毎日のように怒涛の紹介をくれていたのです(皆さん、高学歴で優秀な人ばかりでした)。

もし私1人だったら、心境的にこのような行動は起こせませんが、半ば仲人さんに強制的に背中を押してもらう形で、新しいお見合いの申込みをすることにしました。

この頃、何人の男性にお見合いを申し込んだのか具体的な数字は記憶に残っていませんが、ざっと40〜50件くらいだったでしょうか。

皆さん優秀な経歴の方ばかりだったこともあり(かつ、私も年齢を重ねてしまっていたこともあり)、とにかく、これまで以上にお見合い成立率は悪かったと記憶しています。

そんな中、なんとか3名の方とお見合いが成立しました。何ともありがたい…

とはいえ、こんな最中のお見合いなので、「節操ないな」とか「私、何やってるんだろ」という気持ちは抑えきれず、お見合いを楽しく終えつつも、帰りの電車に乗ると現実に引き戻されて暗い気持ちになるという状態でした。

相手に悟られないように一生懸命笑っていたのが功を奏したのか、お見合い後、3名全員から「交際希望」を頂けました。

そして、このうち2名の方と交際することに。※残り1名は遠方にお住まいで、お見合いの順番が最後となり、その時点で2名との交際が決まっていたことからお断りしました。いい人でした、すみません。

●仮交際④さん→44歳・システムコンサル
●仮交際⑤さん→42歳・大学准教授

仮交際④さんは、旧帝大の理系学部出身で、頭脳明晰・コミュニケーション力抜群。就活なら内定を総なめにするであろう快活な人。実際に大手有名企業を渡り歩き、年収も大台のエリートサラリーマン。地方出身、互いの出身大学が近隣、働く業界も近いことから、身の上話や大学受験の思い出、仕事のことまで話題が尽きません。

仮交際⑤さんは、超高学歴ではあるのですが、今まで私が交際してきた人とは毛色が少し違って。大学准教授というお堅い職業で、なおかつ、あまり馴染みのない人文系の研究分野。私とは興味の対象も違えば、共通項も少なく、一体どんな話題で盛り上がればいいのだろう(いや、盛り上がるのか?)と不安要素もある方でした。

仮交際③さんと交際終了になる間際に、仮交際④さん・仮交際⑤さんとのお見合いをしていました。

仮交際④さんとは、まるで同窓会のような会合となり、昔からの友達かのようにキャッキャと会話が弾み、気づくと2時間が経過。それだけ楽しいお見合いでした。そして、仮交際に至りました。

一方、仮交際⑤さんは、淡々としており(話にも表情にも抑揚がなく)、お見合い中はしきりに腕時計に目をやり、規定の1時間ジャストで、「じゃ、そろそろ時間なので終わりましょうか」とお見合いを切り上げられました。

「嫌々お見合いを受けたのかな?消化試合だったのかもな〜」

そう思った私は、帰りの電車でその旨をアラフォーの親友にLINEして愚痴っていたくらいです。

電車が自宅の最寄り駅に着くか着かないか、お見合い終了から1時間もしないうちに相談所から連絡が入り、「⑤さんは交際希望だそうです!なおさんはいかがですか?」と言われて驚きました。

私史上最速で交際希望の連絡を頂いたのが、皮肉にも仮交際⑤さんでした。人って分からないものです。

仲人さんにお見合い中の印象を話すと、「優秀な人って変わり者が多いですからね(笑)。ぜひファーストデートで彼の人柄を確かめてみてください」ということで、仮交際⑤さんと交際することに。

さて、お見合いであんなに冷たかった仮交際⑤さんですが、ファーストコールで連絡先を交換して以降は、LINEは毎日欠かさずくれ(私もお返しし)、毎週末必ずデートをしました(デートの度に翌週末のデートを打診してくれました)。

どちらかというと連絡不精な私。

今までの交際男性も、毎日連絡を取り合うこともなければ、毎週必ず会うわけでもなかったので、仮交際⑤さんのペースはある意味新鮮でした。

この間、少し先に交際が始まっていた仮交際④さんともゆっくりペースで交際を進めていました。

が、仮交際⑤さんから、交際1ヶ月(出会って3回目のデート)で真剣交際の申し出を頂くこととなり。

不器用ながらも一貫して行動で示してくれる仮交際⑤さんとのご縁を大切にしたいと思い、真剣交際に進むことを決めました。

仮交際④さんに事情を話すと「それはおめでとう!」と快く送り出してくれました。←本当にいい人ばかりだ。

それから変わらず、仮交際⑤さん(=真剣交際①さん)は、毎日LINEをくれ、毎週末デートを重ね、交際2ヶ月半目の私の40歳の誕生日にプロポーズをしてくれました。

そして、その2週間後、交際3ヶ月の節目に2人で成婚退会。

結婚相談所に入会して1年1ヶ月、例の仮交際③さんとの交際終了からたった3ヶ月の出来事でした。

お見合いで、終始笑わずしきりに腕時計をチラ見していた件は、本人曰く、「緊張していた」「ルールを守らないと嫌われると思った」とのことで、今では夫婦のネタとなっています。

成婚退会の面談(お祝い会)で、私の仲人さんとも、本人を目の前にその話題で大いに盛り上がりました。

こうして、私の、短いようで長かった、順調なようで山あり谷ありだった婚活は終わりました。

仮交際⑤さん(=真剣交際①さん)と出会ってからは、本当にあっという間でした。

夫はどんな人?

年齢

私の2歳上

※私40歳、夫42歳で成婚退会しました。

身長・体型

身長175cm・普通体型

体重は知りませんが、今のところ70kg台くらい?ちょっとずつ太っている気もしなくはない。ユニクロではLサイズを買います。

見た目

パッチリ二重で濃いめの童顔。

見ず知らずの赤ちゃんや子どもにもよく好かれます(←きっと、なんかのキャラと間違われてる)。

性格や特徴

  • 初対面の人に緊張しやすい極度の人見知り気質 ←お見合いでも存分に発揮
  • 興味のあることは相手の反応度外視でマシンガントーク ←おかげで、私は右から左へ受け流す特技が身につきました
  • 本番に弱く、普段通りの実力を大事な場面で一切発揮できないらしい
  • バツが悪くなると、口をヘの字にして抵抗するクセあり
  • 思ったことをそのまま口に出すことを辞められず、女性の地雷を踏みやすい ←「いやぁ、なおちゃんの顔って本当に平べったいね」と屈託のない笑顔で言われました、そう、プロポーズの日に
  • スーパーで買った野菜を家で開封するとことごとく腐りかけという、野菜選びのセンスのなさでは右に出るものなし
  • クラシック音楽をこよなく愛す ←本人音痴らしいけど

私が体調不良の時には、おかゆを作ろうとしてくれたり、率先して洗い物を済ませてくれたり、遠くの激安スーパーまで一人でお使いに行ってくれる優しさも持ち合わせています。

職業・経歴

●職業

大学准教授/研究分野は人文系(私も未だによく分かっていません…)

●経歴

東京大学卒で、ポスドクや海外留学を経て現職に至る(私とは無縁の世界。おかげで、大学教授や研究者の生態系、ポスドクの大変さにも触れ、この辺ちょっと詳しくなりました)。

なお、学部から博士課程まで一貫して東大で学んだはずのその知性は、私生活では一切感じられません。ツワモノ。

担当してくれている家事

毎朝の朝ごはん作り、ゴミ出し、洗濯、お風呂洗い

※週末のお掃除も一緒に頑張ってます!

なお
なお

長い自己紹介を読んで頂き、ありがとうございました。アネマリ結婚相談所は、私のこうした経験を活かして運営しております。興味を持たれた方は、ぜひ一度無料相談にお越しくださいね。