アネマリ結婚相談所の宮﨑なおです。
アラフォー38歳で婚活開始→マッチングアプリで惨敗→IBJの相談所に移籍し40歳で無事成婚した仲人です。
ペアーズで1人目41歳薬剤師との貴重な出会いをモノに出来なかった私が、次に会ったのは43歳Webディレクター。
特にこれといったエピソードはないお相手ですが、男性のマッチングアプリ事情を知れたアポではありました。
サクッといってみましょう!
【1人目】41歳・薬剤師
【2人目】43歳・Webディレクター ←今回はこの話!
【3人目】38歳・建築士
【4人目】39歳・エンジニア
【5人目】43歳・看護師
※個人の特定を避けるため、お相手情報には若干のデフォルメを入れております。
ゆるふわ系、おしゃれなIT男子
- 出身:埼玉
- 住所:中目黒
- 身長:164cm
- 年齢:43歳
- 学歴:専門学校卒
- 職業:Webディレクター
- 年収:不明
(IT業界だし、Webディレクターだし、少しは共通の話題があるかも?)
“いいね”をもらい、そんな軽い気持ちでマッチングしてみました。いかにも中目黒が似合いそうな、ゆるふわ系おしゃれ男子です。
メッセージのやり取りは、1日1-2往復程度。自己紹介&お互いの仕事の話から始まり、その後も当たり障りのない内容ばかりの、ふわふわした会話が続きました。
好きな食べ物なんですか?
どの辺によく出るんですか?
渋谷で最近行った美味しいお店なんかありますか?
で、回答してみるも、
そこ美味しそうですね。今度僕も行ってみます。
(誘わんのかーい!笑)
かといって、コミュ障というわけでもなさそうだし、私も特にストレスは感じなかったので、暇つぶし感覚で来たメッセージへの返信を続けていました。そうすると一週間経った頃に、
なおさん、お茶かランチでもいかがでしょうか?
と誘って頂きました。ガツガツしない、いわゆる草食系男子のようです。
お店の提案に感じた、ある強い意志
初アポは、渋谷で週末にランチをすることにしました。
ランチのお店は43歳Webディレクターが探してくれるとのことでお任せし、数日後に来た連絡は、
以下のお店とかいかがでしょう?
・URL(カフェ飯)
・URL(中華)
・URL(イタリアン)
男性らしく、あるいは、婚活・恋活マニュアル通りといった感じで、お店の候補を3つ挙げて女性に選ばせてくれるスタイルです。
とてもスマート。
…には見えますが、その提案内容は、
- カフェ飯プレート(1000円・ドリンク付き)
- 中華定食(900円・杏仁豆腐付き)
- パスタセット(1200円・コーヒー付き)
と、「何が何でも1000円前後に収めるぞ!それ以外のものは選ばせないぞ!」という強い意志が感じられました。笑
「○○の生パスタを食べてみたくて」とか「○○のお蕎麦がおすすめで」と男性の食べたいものありきで、結果としての1000円ランチになるのとは訳が違うんです。この感じ伝わるでしょうか?
決して文句ではありません。そして、私自身、2000円を超えるようなコースランチに行きたかったわけでもなく、もし私がお店探しを担当したとしても、似たり寄ったりな内容になったとも思います。
ただ、こちらが奢られる気でいるわけでもないのに、信用されずに先手を打たれた感じ?
そこに、集(タカ)られたくないあまりの必死さみたいなものが透けて見えすぎて、拍子抜けしたというか。
(私は、リスクを犯してまで会いたい対象ではないんだろうな)
と思ってしまったわけです。自らお店探しを申し出た理由もコレだったかと。
とうことで、当日は軽い気持ちでランチに臨もうと思いました。
ちなみに、カフェ飯を選ばせて頂きました。
初アポで私を見ての反応は?
いざ、アポ当日。ちょっとしたトラブルが起こりました。
約束していたお店が、私もよく行くカフェだったため油断していたのですが、実は同じ会社が運営する系列店舗が渋谷にもう一つあったのです。
43歳ディレクターがくれたURL(B店)をちゃんと見ずに、自分がよく行くA店だと思い込んでしまっていた私。
お互い、定刻に、別々のお店にいることになりました。笑
LINEで連絡を取り合い、おかしいことに気づく二人。
完全に私のミスだったので、即座にお詫びし、私はA店からB店へ、徒歩10分ほどの道のりを小走りで向かいました。
汗ばむ季節だったこともあり、B店に到着した頃には、メイクも崩れてべっとりしていたことと思います。
やっと合流できて、ひたすら謝る私を、
いえいえ、大丈夫ですよ。2店舗あるなんて、僕も気づかなかったですし。
と快く迎えてくれる43歳Webディレクターは、写真の通りの男性でした。
30代前半といっても通用するような肌ツヤ・髪の毛、決して押しの強くなさそうなマイルドな雰囲気。
そして、草食系だからなのか、私のメイクが崩れているからなのか、それ以前の問題なのか、とにかく私を見てあまりピンときていないことは感じ取れました。
(よし、今日は楽しく話して楽しく終わろう!)
理不尽でも美人には抗えない?男性の性(さが)
プレートのランチセットを注文。男性には物足りなさそうな量ですが、43歳Webディレクターは食も細そうなので、ちょうどいい感じ。
ご飯を食べながら、話の流れはお互いのマッチングアプリ事情へ。
そこで聞けたことは、
・アプリ歴10ヶ月
・女性からのいいねはほとんどナシ
・マッチングするのは2-3ヶ月に1回程度
・これまで会ったのは、私以外にもう1名
・最後のアポは半年前
という、やはりアプリでも草食系な過ごし方でした。
とはいえ、男性は有料ですよ?数ヶ月に一度しかマッチングできず、10ヶ月間で私含めた2名の女性にしか会えていないのに、月額費が惜しくないのかな?
と余計なお世話ながら思う私。
確かにコスパ悪いですけどね。もう年間払いしちゃってるし、まあいっかみたいな。笑
(そんなもんかぁ。)
とはいえ、私ですら4ヶ月もやれば疲弊・焦りがあるのに、10ヶ月もダラダラと…
43歳なのに、随分のんびり構えているもんだなぁと思いました。
ちなみに私以外に会ったという、もう一人の女性についても聞いてみました。
なおさんと同い年(当時38歳)くらいだったと思います。これが、なかなか見ないレベルのお綺麗な女性で。
(なるほど、その美人さんと比較されると、私なんかじゃさぞかし物足りないでしょう…)
今日私を見た時の薄い反応の理由が分かった気がしました。
5回くらいは食事に行ったかなぁ。
よくこんな美人が、僕と何度もご飯に行ってくれたなぁと思います。奇跡のようで、毎回ドキドキしてました。
(へぇ、すごい!で?で?)
他人の恋バナはとても楽しいです。
ただ、ヒステリックな一面もあって。メンヘラというのかな?いつも情緒が不安定な感じで。毎回、何か気に触ることをしてないか、ヒヤヒヤしながら過ごしてました。
(あー、そっちか。美人でもこれはキツいよね)
いや、僕が振ったというわけではないんですよ。
(ほぅ?)
彼女が行きたいといっていた高級レストランがあって。なかなか予約が取れないお店なんですけど、たまたま空きが出たので、予約してあげて一緒に行く予定になってたんですよね。
(美人のためなら、高級レストランも予約するのかぁ。今日のランチは安ぇdfghんm)
でも、どうやら僕の予約が彼女が食べたいコースと違っていたようで。それが逆鱗に触れて。
謝って謝って、何とか気を取り直してもらったはずだったんですけど。
いざ当日、彼女は現れず。お店から慌ててLINEするも、既読になることはありませんでした。ブロックされたんだと思います。それが最後です。
(えぇーーーーーーーーっ)
あったことを淡々と話す43歳Webディレクターからは、話に脚色を加えているような様子も見えず。
同じ女性、ましてや同じアラフォーとしては、ちょっとあり得ないレベルなわけですが、そんな彼女に一生懸命食らいつこうとしていた43歳Webディレクターに、男性の性(さが)を見た気がしました。
性格破綻の美女>>>割と良識的な容姿並の私
お会計と帰り道にみた、彼の温度感
かくして、マッチングアプリの戦況を報告しあっただけのアポは、2時間弱でサクッと終わりました。
お会計に向かう際、一応43歳Webディレクターが伝票を手に取ってくれてはいたのですが、黙って奢られるのも性に合わず、私はレジ前で1000円札を出しました。
一瞬「え?」という表情を見せたものの、拒否するでもなくすんなり受け入れた43歳Webディレクター。割り勘完了です。
店を出て駅に歩き始めた時に、
あれくらいの金額、全然僕出すつもりだったのにぃ
と言われました。笑
(だったら受け取らずに拒否すればよかったのにぃ)
(少しホッとしてたくせにぃ)
どっちもどっちである。
渋谷駅に着く少し前の交差点で、
あ、僕今から美容院の予約を入れているんで、表参道に行きますね。
と、別方向に分かれることに。
今日のアポが美容院という用事を兼ねた緊張感のないもので、最初からお尻の時間も設定されていたことを知り、私への温度感の低さを改めて悟ったのでした。
またよかったら、お茶でもしながら情報交換でも。笑
お互いに社交辞令と分かりつつも、気持ちよく挨拶をして解散。
当然ながらそれ以降、彼から連絡がくることも、私から連絡を取ることもありませんでした。-完-
アプリを始めて4ヶ月。Omiaiで4人、ペアーズは2人目、ここまで合計6人の男性と接触するも、誰とも進展の見込みナシ。
(このままでいいんだろうか、私)
ジワジワと焦りを感じていました。
※さて、43歳Webディレクターの次に出会ったのは、38歳建築士でした。続