アネマリ結婚相談所の宮﨑なおです。
アラフォーで遅まきながら婚活開始→マッチングアプリで惨敗→IBJの相談所に移籍し40歳で無事成婚した仲人です。
38歳、Omiaiで始めてみた婚活。4人目に会ったのは、46歳のWeb制作会社役員でした。
8歳年上の男性というと、アラフォー女性が婚活市場(特に結婚相談所)でマッチングしやすい、まあ妥当な年齢差。
ですが、当時婚活初心者だった私はそんな知識もなく、「すごく年上だなぁ…」という不安と冒険心が入り混じった気持ちでマッチングしたことを憶えています。
【1人目】41歳・医師
【2人目】42歳・音楽業界フリーランス
【3人目】38歳・エンジニア
【4人目】46歳・Web制作会社役員←今回はこの話!
※個人の特定を避けるため、お相手情報には若干のデフォルメを入れております。
昭和のアイドル風?華奢でおしゃれなサブカル男子
- 年齢:46歳
- 身長:160cm
- 出身:関西地方
- 学歴:東京のファッション専門学校卒
- 職業:Web制作会社・役員
- 年収:800〜1000万円
- 趣味:映画/芸術/クラシックバイクなど
Omiaiのプロフィールはざっとこんな感じでした。
少しボケ気味の顔写真を見ると、つぶらな瞳の童顔アイドル顔。輪郭もほっそり。
46歳という年齢(おじさん感)はあまり感じられない人でした。
(華奢でおしゃれなサブカル系男子?)
そんな印象を抱きつつ、マッチングしてみました。すると第一声、
あ、よかった、、、嬉しい
(?)
あ、どうすればいいんだろう。あ、初めまして、(苗字)と言います。よろしくお願いします!
やり取りに独り言を含めてくる、不思議なスタイルが印象的でした。
といっても、女性に慣れてないとか、コミュニケーションが苦手とか、そういうわけではなく、単にマッチングアプリ初心者だったようです。
そこから約1週間かけて、良い意味でアプリらしくない”普通”の会話を交わしながら、自然な流れでお茶に誘われ会ってみることにしました。
ここまでで分かったこと・感じたこと。
- 映画や漫画が大好き
- クラシックバイクの愛用者
- 出没地は下北沢・高円寺・中野など
- 総合的にみて、やはりサブカル系
- 46歳らしさ(おじさん・大人感)はあまりない
- 良くいえば若々しい、悪くいうなら幼い感じ
待ち合わせ場所に現れた、その姿は…!?
待ち合わせは下北沢駅。集合場所に指定されたスポットに立ち、160cmの華奢な昭和アイドルの登場を待ちます。
すると後ろから「なおさんですよね?」と声が。振り向くと、
(爆笑田中さーーーーーーん!!)
そこにいたのは華奢なアイドルなんかではなく、とにかく顔のサイズが横に広い!風船のようにパンパンのリアルアンパンマン!芸能人でいうと、爆笑問題の田中さん。
(これは、、、顔の輪郭も、肌質も、目の大きさも、明らかに写真を加工してるやつぅ)
前回の38歳エンジニアに続き、またも写真詐欺に遭ってしまいました。しかも、前回よりも相当悪質な。
華奢だと思っていた体型も、実際は”ずんぐりむっくり”。
はじめまして〜。今日はよろしくです〜
男性の容姿をそこまで重要視しない私も、今回はさすがにドン引きしました。容姿そのものよりも、ここまで自分を偽って平気でいるその神経に。
とはいえ、他の点を見れば、
- 服装はカジュアルでダサくはない
- お肌にはシミ・シワもほぼない
- 髪はほんのり茶色の緩いパーマヘア
と、46歳には見えない(30代後半でも通用しそうな)若々しさ。
この近くにカフェ何軒かあったんで、そこ行きましょうか?
えーと、この道だったかなぁ。あ、こっちかぁ
喋り方や立ち振る舞いも、なんとも若く(というか幼く?)感じました。
(気を取り直して、今日のこの場を楽しむとしよう)
カフェで話した、仕事や経歴のこと
46歳会社役員が予め探しておいてくれたカフェに入り、トーク開始。
緊張するなぁ。えっと、何から話せばいいんだろう。あ、これ僕の名刺です。
堂々と名刺を渡してくれ、勤務先もフルネームもオープンにしてくれる点は好感を持てました。名刺の役職には”取締役”と記載されています。
聞くと、そこは小さなWeb制作会社。いわゆる中小・零細企業なので、取締役といえど、営業からサイトのディレクション・プロデュースまで、全てこなす現場仕事とのこと。
私も過去に小さな制作会社での勤務経験があり、受注や納期を守る大変さなど共感ポイントも多くて、盛り上がりました。
話題は、仕事から経歴へ。
元々洋服好きで、古着屋の販売員から社会人スタートしたんだよね。
(プロフにも、ファッション専門学校卒と書いていたな〜)
でも、労働時間も金銭面も厳しい世界で。長くは持たなくて。
それで20代でWeb制作業界にキャリアチェンジして、何回か転職もして、今の会社でやってる感じかな。
最初の洋服屋さんのキャリアに興味が湧いた私。出身校と書いていたファッション専門学校について聞いてみたら、
え?僕は専門学校なんか行ってないよ。●●大学出身だよ。
とサラッと返されました。それは、関西の4年制の大学名でした。
(あれ?プロフィールには専門学校卒だと書いてあったはずだけど…)
この時の46歳会社役員の回答に妙な違和感を抱きつつも、話題は私の出身大学へと移ったことで流れてしまいました。
結局このカフェでは、
- 地元関西の話
- お互いの仕事の話
で盛り上がり、14時に開始したトークも気づけば17時に。窓を見ると、日が暮れ始めていました。
あぁ、めっちゃ楽しいなぁ。
よかったら、今から晩御飯も食べに行かない?
関西人でノリの良い46歳会社役員。話題にも事欠かず、友達として世間話をする分には苦じゃありません。
(人生、暇つぶし!何事も経験!)
という気持ちで、晩ご飯へのお誘いに乗ってみることにしました。
2軒目の晩ごはん、そこで感じたアレコレ
カフェを出た46歳会社役員は、特に私に食べたいものを聞くことなく、独り言を言いながら歩き始めました。
あの●●通り、前から気になってたんだよなぁ
もし希望を聞かれたら「イタリアンとかどうですか?」と答えようとしていた私は、急遽そのセリフを引っ込め、46歳会社役員のぶらりお散歩スタイルのお店探しに付き合うことに。
日頃からよく閲覧しているという、某芸能人の飲み歩きサイトをスマホでチェックしながら、
あ、ここもよさそう
へぇ、こんな店もあるのか
と、楽しそうにお店探しをする46歳会社役員。そして、自分好みのドンピシャの名店を見つけたようで、
うわ!ここ最高やん!ここにしようっと♪
私に意見を聞くでもなく、私を振り返るでもなくズンズンお店に進んで行きました。私はただ後をついて行くだけ…。
入ったお店は、老夫婦が経営するカウンターだけのこじんまりした小料理屋でした。いわゆる名店です。
そして名店だけに、飲み物は焼酎・日本酒のみ、食べ物は生のお刺身・貝類のみ。かなり”通”向けのお店だったのです。
(実は私、魚介が苦手な上に下戸なんだよな…)
前もって好き嫌いを申告できなかった自分に反省。
しかしながら、お店探しから入店まで、一度も私の意向や同意を求めず、さーっと決められてしまったことには少しモヤモヤしてしまいました。
店の女将さんが私を気遣い、特別に緑茶を出してくれました。
(ありがたいと同時に、申し訳ない気持ちでいっぱい)
あ、ごめん。お酒飲めないんだったよね…
ここでさらに魚介も苦手だとは言い出せず、「あまりお腹が空いていない」ということにして、46歳会社役員には好きなメニューを遠慮なく注文してもらい、私は少し口にできそうなお刺身を適当につつくことに。
そんな私をみて、
もしかして魚介類もNG?あちゃー、事前に聞けばよかった。気が回らずごめん…
と申し訳なさそうに謝られました。
もちろん、私が飲み食いに難アリなことに非があるので、私もその点をお詫びました。
さて、この小料理屋では、過去の恋愛歴や、マッチングアプリを始めた経緯などを聞くことができました。
・数年前まで、30歳の彼女がいた
・彼女は音楽家で収入が低く、経済援助をしていた
・このままではお互いのためにならないと別れた
・それから彼女はいない
・見兼ねた会社の後輩が、Omiaiに登録した
(一回り以上も年下の彼女に、金銭援助…)
始めたばかりのOmiaiの感想を聞くと、
“いいね”を送ってもなかなかマッチングしなくてさ…、実はなおちゃん(※)が初めてのマッチング相手なんだ。マッチングした時、本当嬉しかった。
※小料理屋に入って、まず呼び方を聞かれ、名前は”ちゃん”付けになっています。
役員という肩書きだし、年収も(真偽はともかく表示は)悪くはないわけだし。写真も(実物はさておき)悪くない。
(女性からの”いいね”も来るのでは?)
そう思って聞くと、
女性から来る”いいね”は、年増のブスばっかだよ。ないわ〜
と、苦い顔をして見せる46歳会社役員。
なおちゃんみたいな人なんて、全然いないし
女性である私の前で、同じ女性を”年増”や”ブス”と平然と言う感性を疑いました。
(それで、私を褒めたことになるとでも?)
(自分はあんな過剰な加工写真でマッチングしておきながら、それ言う?)
あまり賢くない人のように感じたのですが、そんな心の内を隠し、あくまでこの時間を楽しむように努めました。
気づけば時間は21時、お会計に。
伝票を覗き込むと、7000円ほど。私がお財布を取り出すと、
あ、なおちゃんは3000円でいいからね!
と、ドヤ顔で言われました。
この小料理屋をたいそうお気に召した46歳会社役員は、出される料理に終始舌鼓を打ちながら、都度、料理に合うお酒をご主人や女将に聞いては、何杯もお酒を楽しんでいました。
一方の私は、緑茶1杯とお刺身2〜3切れのみ。
男が奢るべきとは思わない私ですが、相手は8歳も年上の46歳男性。正直、複雑な気持ちでした。
居酒屋を出て歩き出すと、
まだ21時台だね。3軒目、適当にBARとか行かない?
と誘ってくる46歳会社役員。
14時からずっと食事にありついていない私は、もうお腹がペコペコでした。
その上、これから、お酒も飲めないのにBARに行って、ソフトドリンク1杯で話に付き合わされて、それでもお会計では彼のお酒代まで負担させられる割り勘?
そんな未来が読めて、うんざりしました。
「眠いので、そろそろ帰宅したい」旨を伝え、BARのお誘いを断ると、急に不安な表情を浮かべる46歳会社役員。
僕と一緒にいるの、もしかして嫌だった?そんなことない?
実は僕、今日なおちゃんと会って、こんなに素敵な女性いるんだとびっくりしました。
正直、めちゃくちゃ惹かれています。また会ってくれますか?
(…)
あんなに自己中にお店を決めて、あんなに好き放題に飲み食いして、その分まで女性に払わせた人のセリフとは思えず、びっくり。
しかも、今日が初対面なのに、こんな簡単にも歯の浮くようなセリフが言えるんだなと。
失礼ながら(薄っぺらい人だなぁ)という感想以外なく、こちらは完全に興醒め状態です。
とはいえ、面と向かって自分の意を伝える度胸もなく。その場を適当に濁して解散してしまいました。
解散後、即座に届いたLINE。
なおちゃん、今日は本当にありがとうございました。
さっきも言ったけど、正直僕はなおちゃんに惚れまくっています。顔もスタイルももちろん、お話も所作も全てが好みでした。アプリでこんな素敵な女性に会えるとは、本当にびっくりしました。
ぜひ、また会ってください。また連絡するので!
別れ際に聞いたセリフが、今度はテキストで送られてきました。
私は、冷たくならないように、でも、期待させないように、今日のお礼とスタンプで短く返しておきました。
帰り道、あまりの空腹に耐え切れず、コンビニでお弁当を買いました。
翌週デートに誘われて…
翌日以降、1日1回程度届くようになったLINE。負担の少ない質問形式の内容だったこともあり、何となく返信だけはしていました。
すると数日後、
なおちゃん、「男はつらいよ」の寅さんって興味ない?
よかったら週末、「葛飾柴又寅さん記念館」に一緒に行きませんか?
というお誘いがありました。
(あ、これは興味…ある)
46歳会社役員とは、友達としてならそれなりに会話ができるし、なにより「寅さん記念館」は私が密かに行ってみたかった観光スポット。
マッチングアプリの出会いが思うように進んでいなかった時期ということもあり、気晴らしに行ってみようと思いました。
(初アポでは気付けなかった、別の”良さ”が見つかるかもしれないし)
約束の前日、
明日の待ち合わせ、新宿でいいかな?
という連絡が。私は新宿を経由すると目的地までは随分迂回ルートになるので、その旨を伝えたところ、
いや、僕のクラシックバイクの後ろに乗せていくつもりだよ!
(は!?)
会うのも2回目、恋人でもない相手のバイクに乗るのは、さすがに嫌でした。高校生の青春じゃあるまいし。
ということで、バイクの提案はやんわり断り、電車で行くことにしました。
そっかぁ…
葛飾柴又でのデート、虚しさを覚えた理由
いざ、葛飾柴又のデート当日。
結論からいうと、このデートも下北沢の初アポと同じことが繰り返されました…。つまり、46歳会社役員の振る舞いに辟易とし、私は楽しめなかったのです。
柴又の観光名所を散策中、とあるギャラリーがあったのですが、
あ、ここは絶対見とくべきでしょう♪
と、独り言を言いながら歩き出し、自分の分の入館料(数百円)を払って、さっさと建物に入っていく46歳会社役員。
・あれ行ってみない?
・一緒にどう?
・興味ある?
と、私の意向を確認するでもなく、私を振り返るでもなく、ズンズン建物内に進んでいくその姿は、下北沢の居酒屋探しの光景そのものでした。
その後も挙げればキリがないのですが…。
神社でおみくじを発見した際には、
こんなの、引くしかないやん!
と、おみくじに駆け寄り、ひとり課金。※私もすぐに自分でおみくじ引きましたが。
駄菓子屋でレトロゲーム機を発見した際には、
わぁ、これはやっとくべきっしょ♪
と一人で課金ゲームを始めてしまい、私は蚊帳の外。
矢切の渡し(川舟への乗船)の体験も、突然てくてくと目的地に歩き始め、
ここかぁ♪
と船着き場に着いたら着いたで、さっさと自分の乗船料(数百円)だけを払って船に乗り込んで行きました。
※ギャラリー見学も、おみくじも、ゲームも、矢切の渡しも、私としては「やりたくない!」「お金払いたくない!」ということではありません。
ちなみに、矢切の渡しで、同乗者に少しふくよかな女性がいた時のこと、
ねね、あれ見て(笑)。船が傾いちゃう、沈んじゃう。ククク
と、その女性を小馬鹿にする内容をニヤニヤと私に耳打ちしてきました。私は一緒にいるのも恥ずかしくなり、乾いた笑いで返すしかありませんでした。
(言わない賢さも、ないのかな?)
そして、自分が疲れたタイミングで、
あ、そうだ。あの喫茶店行こうっと♪
と、お茶タイムに突入。そこには、私が喉が渇いてないか、私が疲れてないか、どんなお店に入りたいか、という配慮は一切なし。そして、ここでのお茶代も当然割り勘です。
デートの最後、夜ご飯はお好み焼き屋さんへ。※前回の反省を踏まえ、周辺のお店の中から私がお好み焼きをリクエストさせてもらいました。
料理が苦手というので、私が終始鉄板調理を担当し、その横で料理を食べ、お酒を何杯も飲み、
なおちゃんが作ってくれる姿、最高やぁ。
と、嬉しそうに眺めていた46歳会社役員。しかし、そのお会計もやっぱり割り勘で。飲み食いの量とお会計負担のアンバランス感は、初アポの下北沢の夜と同じでした。
念のためお伝えすると、私は割り勘歓迎派です。ただ、お相手が、
- 私より8歳も年上のいい大人
- 私に好意を持っている
という前提に立つと、この一連の割り勘・自己中心的な振る舞いには虚しさを感じざるを得ませんでした。
このデートで唯一、私のために見せてくれた思いやり?といえば、柴又の商店街を散策中、店先に並ぶ試食品をかき集めては、
なおちゃん、ほら食べなよ。これも!あれも!
と、私に分け与えてくれるたことでしょうか。※内心、とても恥ずかしかったです。
帰り道、またも告白タイムが…
帰りの電車、今日の半日デートにご満悦そうな46歳会社役員。
今日はめちゃくちゃ楽しかったわぁ。
一方の私は、もうぐったり。心が死にかけていました。
二人の路線の分かれ道となる終着駅に着き、私はやっと解放されるとの思いで一杯でしたが、
まだ21時だし。せっかくだから、BARとか寄ってかない?
と、またもお誘い…。私の気力・体力への気遣いなど、かけらもありません。
(いやぁ、もう勘弁)
「今日はたくさん歩いて疲れたので」と適当な理由をつけて、さっさと帰ろうとする私。
え、もう帰るの?僕のこと何か嫌だった?
また会ってくれるよね?今日で終わりじゃないよね?
僕、前回も言ったけど、本当になおちゃんに惚れてて(以下略)
初アポの時と同じように、いかに自分が私に惚れているかをプレゼンされました。駅の改札前で。
再度になりますが、本当に私のことを思ってくれているならなぜ(以下略)。
私の気持ちが動くことは、今後もないでしょう。
ただ、私の悪い癖で、その場でキッパリお断りをするストレスに負け、またまた場を濁す形でうやむやに解散してしまいました。
虚言癖?身の上話で実は疑わしく感じていた点
実は、このデートの前後から、46歳会社役員の話にいくつか疑問を感じていたことがあります。
Omiaiには専門学校卒と書いていたはずが、初アポではそれを否定され、関西の4年制大学の出身だと言われました。
その時の言い方に妙な違和感があり、調べてみたら、その大学は最近設立された新しい大学(=46歳会社役員が10〜20代の頃にはまだ存在していなかった)と分かりました。
今考えると、大卒の私の学歴に合わせようとして咄嗟についた嘘だったのかなと。※私は相手の学歴は気にしていませんし、初アポ時に学歴に関してネガティブな雰囲気を出したつもりもありません。
会話の中で、勤務先の社長の年齢を自分の1つか2つ上(つまり47〜48歳)だと教えてくれたのですが、この時にも言い方に妙な違和感があり…
ふと、もらっていた名刺の企業名で調べてみると、その会社の社長のインタビュー記事を発見。そのプロフィールによると、社長は私と同年代(30代後半)でした。
社長が自分より年下だなんて女性に知られたくない?一心でついた嘘かもしれませんが…。
私が甥っ子の話題を出した際、自分にも甥っ子(妹の子供)がいて、よく交流していると話していました。甥っ子含め、両親とも妹家族とも、家族仲は良好だと。
しかし、別の機会にふとこぼれた話で、妹さんとは20年以上一度も会っておらず、関西の両親ともあまり交流がないことが発覚しました。きっと、甥っ子にも一度も会ったことはないのでしょう。
あの甥っ子大好き話や家族仲のアピールは…
2回目デートの誘いを断ると…まさかの結末
一つひとつの嘘は大した内容ではないにせよ、女性に引けを取らぬよう、自分をよく見せようと、その場しのぎの嘘をつきがちな46歳会社役員。
どうせバレる嘘なのに、いつか辻褄が合わなくなるのに。その無計画さは甚だ疑問でした。
葛飾柴又デートの後も、毎日届いていた簡単なLINE。
今日仕事で横浜まで行ってたよー。なおちゃんは、今日は1日オフィス?
そういや引っ越しするっていってたよね?業者決めた?
と、まあこんな感じだったので、私もついつい返信してしまい、関係を断つきっかけを失っていました。
そしてある日、こんなLINEが届きました。
よかったら来週、●●という映画に行かない?
映画に興味がない旨を伝えて、お誘いをお断りしました。これを機に自然消滅になればと…。しかし、
映画じゃなくてもいいよ。じゃあ、ご飯食べに行かない?
前回も伝えたけど、僕はなおちゃんにすごく惚れてて(以下略)
いかに私のことを想っているか、どこに惚れているか、を力説する文章が送られてきました。
(これはもうはっきりと断らないといけない。今がそのチャンス)
私は意を決して、明確なお断りの意思を返信をしました。
「○○さん、ごめんなさい。あれから考えたのですが、私は○○さんのお気持ちには応えられそうにありません。ご飯ももうご一緒できないです。2度もお時間にお付き合い頂いたのに、本当にすみません。これまでありがとうございました。」
すぐに既読がつきました。
次にくるのは、
- 残念がりつつもお別れの挨拶
- 再度食い下がる内容
のどちらだろうか?(前者>後者と想定)
しかし、何分経っても返信は来ません。仕事中なのか、ショックで放心状態なのか。
結局、数時間経っても返信は来ず。
…確認してみたら、なんとLINEブロックされていました。笑
直前までの態度と打って変わって、意に沿わなければ、即”ブロック”で人間関係を解除。
その幼稚さに、唖然としました。-完-
さて、46歳Web制作会社役員の次に出会ったのは、41歳薬剤師でした。続