アネマリ結婚相談所の宮﨑なおです。
IBJで活動中の皆さんは、カジュアル写真を有効活用できていますでしょうか?
カジュアル写真とは、メインのプロフィール写真(最大2枚)の他に、ご自身で追加できるサブ写真(最大3枚)を指します。
IBJ公式情報によれば、カジュアル写真を登録してない人より登録している人の方が、お見合い成立率が1.5倍以上も高いというデータがあります。
もちろん、カジュアル写真を載せなくても成婚する人はいますし、カジュアル写真の有無がダイレクトに婚活の成否に影響するわけではありません。
しかし、「今より可能性を広げたい」「婚活を少しでも良くしたい」と考えるなら、カジュアル写真を載せない手はないといえるでしょう。
私としても、可能な限りカジュアル写真を載せることをオススメします!
ただし、このカジュアル写真、使い方が悪ければ逆効果になることも…
ここでは、カジュアル写真を載せる意味や、選び方のポイント・コツを、多数の事例を交えながら解説します。
※写真は、主にフリー素材を使用しております。
IBJカジュアル写真を載せると良い理由
スタジオで撮ったメインのお見合い写真だけじゃダメなんですか?
メインのプロフィール写真が重要なのは当然として、カジュアル写真もプラスで載せた方が良い理由はいくつかあります。
お見合いを申し込むかどうかや、受けるかどうかを判断する時、写真という視覚情報が果たす役割は本当に大きいです。
特に男性は、最低限の年齢だけを確認し、あとは視覚情報に頼る比重が高い傾向にあります。
女性は女性で、テキスト情報と視覚情報を隅々までチェックし、総合的に会ってみたいかどうかを判断する人が多いです。
つまり、男女どちらにとっても、写真は重要な情報源の一つ。
メイン写真1〜2枚だけというよりは、カジュアル写真の枠もフル活用し、視覚情報を増やしてあげた方が、お相手も考えやすくなることは間違いありません。
メインのプロフィール写真の方には、いわゆる”お見合い写真”が使われます。
男性であればスーツにネクタイ、女性であればワンピースやブラウス/スカートを着用し、メイクもポージングもライティングも、さらには仕上げの肌加工もプロ仕様で、普段とはちょっと違う自分を演出できます。
このお見合い写真自体は、相談所婚活においては、TPOをわきまえた写真としてあった方が断然よいものです。
しかし一方で、かしこまり過ぎていたり、普段より盛った自分になることは否めません。
「お見合い写真は3割増しが基本」とはいわれますが、そのせいでお相手の期待が高まり過ぎたり、逆に疑心暗鬼にさせてしまうことも。
ここで、カジュアル写真の出番。
お見合い写真とは違った普段の自分を”上手く”魅せることで、過剰な期待と現実とのズレを補正できます。
それだけでなく、お見合い写真と実物にそこまで乖離がないことをアピールできれば、お相手も安心して、「会ってみよう」と考えやすくなります。
写真詐欺じゃなさそうで安心!会ってみようかな
お見合い当日に「写真と違い過ぎた!」という理由でお断りされるリスクもかなり減らせます。
繰り返しますが、メイン写真として使われるお見合い写真は、プロが撮った素敵なもの。
相談所のTPOという意味でも、自分を最大限良く魅せるという意味でも、あった方が断然よいです。
しかしながら、どうしても”よそ行き”感が出ることは否めません。
女性であれば、お見合い写真の「正装で、大きく目を開いた女子アナのような笑顔」もそれはそれで魅力的ですが、「私服で、目を細めて笑うクシャクシャな笑顔」も悪くはないでしょう。
うん、親しみやすい。気後れせずに会えそう!
そういうオフショットをカジュアル写真に使うと、メイン写真の魅力に加えて、近寄りやすさも感じてもらえます。
でも、男性はあまり自分の写真持ってないです…
男性の場合は、プレゼンや会議、社内インタビューなど、職場で誰かが撮った写真を転用している方もお見かけします。
自然体だし、仕事場の雰囲気も分かって好感が持てますね!
ちなみに、必ずしも顔が分かる写真でなくても問題なし。遠くからや後ろ姿の写真でも、伝えられることはたくさんあります。
女性であれば、、、
男性であれば、、、
誰かが撮ってくれたこういう写真、もしお持ちであればどんどん使いましょう。
いやぁ、こういう写真すらないんですけど…
特に男性だと、そもそも自分の写真なんて持ってないという方も多いですよね。
そんな時は、趣味や思い出に関する、モノ写真/風景写真でも構いません。これでも十分、あなたの人生を垣間見てもらうことはできます。
無理して変な自撮りや演出じみた写真を撮るくらいなら、こういうモノや風景の写真だけの方がマシともいえます。
自分が写らない写真であっても、そこにあなたのストーリーがあれば、お相手に伝わることもあるはずです。
ここまでの写真例でお分かりの通り、カジュアル写真=話題提供です。
例えば、「国内旅行が好きで、たまに温泉巡りをしています」という文章だけよりも、そこに実際の写真がある方が、具体的な想像ができて、質問や話題も振りやすくないでしょうか?
ああ、草津温泉。僕も一度行ってみたいと思ってたんですよ!
「料理にハマっていて、たまに小籠包を手作りすることもあります!」という文章だけより、実際に作った小籠包の写真があると、リアリティが増して、感想や質問も出やすくなるのではないでしょうか?
写真の小籠包、みました!あんなにキレイにできるなんてスゴい!
カジュアル写真という情報を用意することで、お相手も話題を振りやすく、会話も広げやすい。
お見合い時の会話のネタに困っている人は少なくないので、そういう意味でも、カジュアル写真を載せることをオススメします。
【OK・NG】IBJカジュアル写真の上手な選び方
ここまでで、カジュアル写真を載せると良い理由はお分かり頂けたかと思います。
では、3枚の掲載枠の中で、どんな写真をどういったバランス・組み合わせで載せるのがベストでしょうか?
実は、ここはとても重要です。
まず、「自分」ばかりにならないように気をつけること。
【NG】3枚全部が自分
そもそもメインのプロフィール写真(お見合い写真)で、すでに自分の写真は1〜2枚あります。
その上、カジュアル写真の3枚全てを自分の写真にしてしまうと、「私(僕)を見て見て!」という感じで、ややしつこい印象を与えかねません。
ましてや、目線も顔の大きさも同じような、似通った写真の3枚セットだとなおさら。自己主張の塊のように見えてしまうことも。
確かに「どんだけ自分好きなの?」と思っちゃうかも
【OK】自分は1〜2枚程度
カジュアル写真では、自分の写真は1〜2枚に止め、残りの1〜2枚を自分以外の写真に充てるのが、バランスとしてはよさそうです。
もし3枚とも自分の写真を使うのであれば、
- シチュエーション
- 目線
- カメラの寄り方
などの異なる、バラエティに富んだ組み合わせにすると、メリハリが出て、バランスがグッとよくなります。
自分の写るカジュアル写真は、
- カメラロールに偶然あるレベルの
- 自然で普通な
- 友達などによって
- 何かのついでに撮られた写真
がベストです。
【NG】自撮りやアー写
単体の自撮りは、どうしても「イタい奴」になりがちですので、(特に男性は)避けた方がよいです。
また、ジャケ写やアー写のようなプロ風の写真は、写真のクオリティは高いとしても、カジュアル写真としては微妙です。
もうナルシストにしかみえませんw
最近は、プロにカジュアル写真を依頼する人も増えていますが、例えそうだとしても、プロが撮ったと悟られないのがコツ。
- 謎のシチュエーション
- こだわり抜いたライティング
- モデルばりのポーズや表情
こんな、いかにも「カジュアル写真のために撮りました!」みたいな、作品感のある写真はコケやすいので注意してください。
【OK】友達が撮ったような素人写真
カジュアル写真としては馴染みがよいのは、いかにもスマホのカメラロールにありそうもの。
お友達が撮ったような、素人感のある普通の自然な写真です。
また、自撮りでも、お友達同士で撮ったような自撮りであれば「イタさ」はありません。
「イタい」自撮りかどうかは、仲人さんに確認してもらってください。
カジュアル写真は素人感のある普通の写真の方がよいですが、顔が分かる写真は、その写りを気にしたいところ。
【NG】顔写りが悪い写真
ボサボサやすっぴん、ムスッとしていたり、気を抜き過ぎな表情の顔写真で、せっかくの素敵なお見合い写真の効果を帳消しにしている人をお見かけします。
時々、「なぜその写真を載せた??」みたいな人がいて、びっくりします
女性も、たま〜にいるんだよ
カジュアル写真には、お見合い写真で高まった期待を補正する役割があるとはいいましたが、「会うの控えよう…」と思われては元も子もありません。
【OK】顔写りが良い写真
顔アリのカジュアル写真では、自分の顔をできるだけ良く見せられる顔写真を選びましょう。
過剰な加工は禁物ですが、適度なら加工アプリを使うのもアリです。
カジュアル写真は、意味やストーリーがある方が断然よくなります。
【NG】脈略なさ過ぎ
時々、(自己紹介文の)自分とは何の脈略もない内容のカジュアル写真を載せている人がいます。
例えば、「猫を飼っている」とか「猫が好き」とか書いているわけでもないのに、急に登場する猫。
猫は可愛いけど、「どういう意味?」とは思う
同じように、お飾り感覚で、お花やケーキ、風景やモノなどの写真を載せている人も。
別に、ケーキの写真を載せること自体が悪いわけではありません。
「ケーキ作りが趣味」とか、「スイーツが大好きで、時々スイーツ巡りをしている」という自己紹介文の延長上にあると、ケーキの写真もしっくりきます。
同じく、お花の写真も、「お花が大好き」とか「●●に行った時に、紫陽花がキレイに咲いていた」というストーリーがあってこそ、活きるといえます。
「食べ物や風景の写真は載せる意味がない」という相談所もありますが、そこに意味合いやストーリーがないことが問題なのであって、語れることがあれば大いに載せればよいと考えます。
【OK】説明できる写真
最近では、自己紹介の最後の方に、カジュアル写真の補足説明を入れている方も増えていますよね。
【カジュアル写真】
1枚目:友達といちご狩りにて
2枚目:毎年必ず海に行きます
3枚目:時々会いに行く実家の猫
この補足説明を入れると、一見謎めいていた写真にも意味が生まれ、お相手に「??」と思われることも減るでしょう。
なお、補足説明を実際に載せるかどうかは別としても、頭の中で各写真の説明ができるかどうかは大事です。
説明できない写真は、カジュアル写真としてふさわしくない可能性があるので、掲載を再考してみてください。
色味の暗い写真よりも、色味の明るい写真の方が、人の目を惹きつけやすいです。
選ぶなら、できるだけ明るめ・鮮やかな写真をチョイスしましょう。
お手持ちの写真が暗いなと思ったら、加工アプリで調整してみてくださいね。
IBJカジュアル写真の載せ方とサイズ、変更・削除方法
よしっ!カジュアル写真アップロードだ!
では最後に、IBJカジュアル写真の仕組みを解説します。参考にしてください。
カジュアル写真は、IBJSアプリのマイページから、会員様ご自身のみがアップロードできます。
ブラウザの画面からのアップロードや、相談所によるアップロードの代行はできません。
そもそも、カジュアル写真とは、IBJSアプリ限定の機能。
ブラウザのIBJ画面からは、表示・閲覧することもできません。
◆カジュアル写真
サイズ:320pixel以上(縦横比率 4:3)
容量サイズ:5M未満
画像ファイル形式:PNG JPEG
カジュアル写真のサイズ枠は、縦横比率 4:3です。
えっ。僕の持ってる写真、ほとんど横長か正方形なんですけど…
特に問題ありません。
あくまで、カジュアル写真の枠の形が縦型というだけなので、正方形や横長の写真をアップロードして掲載することも可能です。
アップロードする際に、枠内での表示のされ方を見ながら、そのまま使うか、適宜トリミングなどして調整してみてください。
メインのプロフィール写真には、公開・非公開の設定があります。
「顔バレしたくない」などの理由でプロフィール写真を非公開にしている方もいるかと思いますが、この非公開設定は、カジュアル写真には適用されません。
プロフィール写真を非公開にしていても、アップロードしたカジュアル写真は常に公開状態となりますので、扱いには注意しましょう。
IBJカジュアル写真には、削除機能がありません。
これは、「できるだけカジュアル写真を活用してほしい」というIBJ本部の意向によるもの。
一度載せたカジュアル写真を取り下げたい時は、削除ではなく、別の写真に差し替える対応のみ可能です。
この場合のカジュアル写真の差し替えも、ご自身のみしか行えません。
【マイページ】⇒【カジュアル写真】
⇒「+追加・変更」ボタンをタップ
⇒変更したい写真の右下に表示されている鉛筆マークをタップ
⇒「ライブラリから選ぶ」または「写真を撮る」から変更
なお、どうしても差し替え用の新しい写真がすぐに用意できない場合は、相談所側で一時的に非掲載にすることもできます。
「間違えた写真を上げてしまった!すぐ取り下げたい!でも他の写真の用意はない!」という時は、相談所にご連絡をください。