IBJ男性の年収と成婚しやすさの関係(成婚白書解説)

アネマリ結婚相談所の宮﨑なおです。

最新のIBJ成婚白書(2021年度版)から、成婚の秘訣を探るシリーズ。

前回は学歴と成婚しやすさでしたが、今回は「年収と成婚しやすさ」についてです。

まず最初にお断りしておくと、現在のIBJでは年収公開必須なのは男性のみ。女性は年収公開が任意かつ年収登録者も少ないため、成婚白書では男性のみの集計となります。

なお
なお

したがって、今回は【男性版】のみとなります。

婚活男子
婚活男子

最低どれくらいの年収なら結婚しやすいのかなぁ

婚活女子
婚活女子

IBJで婚活している男性の年収、興味ある!

IBJの「●●しやすさ」とは、

  • 入口と出口の割合の変化をみたもの
  • 100%なら「平均レベル(全体平均と同じ)」
  • 100%超えなら「しやすい(全体平均より高い)」
  • 100%未満なら「しにくい(全体平均より低い)」
  • 「しやすさ」の比=「●●率」の比

という意味になります。

※この「●●しやすさ」の考え方・ロジックについては、年齢と成婚のしやすさの記事内で詳しく説明しております。理屈が知りたい方はそちらでご確認ください。

IBJ男性の年収分布

まずはじめに、IBJ男性の年収ってどんな感じなんでしょうか?

IBJのシステムで検索した結果をグラフにしてみました。

※2022/7/27時点・真剣交際中や休会中を除く活動中会員のみ。

[全体]

  • 400〜700万円で53%を占める
  • [400万円〜]が最も多く20%、次いで[500万円〜]が19%
  • 600万円以上は全体の45%

[年齢別]

  • 年齢層が上がると高年収割合も増加(60歳以降は減少)
  • 30歳台前半で600万円以上は30%
  • 30歳台後半で600万円以上は43%
  • 40歳台前半で600万円以上は47%
  • 40歳台後半で600万円以上は53%
  • 600万円以上が半数を超えるのは、40歳台後半〜

後述しますが、これは日本社会の男性年収と比べて高めといえる結果です。

婚活女子
婚活女子

年収600万円以上の男性、IBJには結構いるんですね

では、比較的高年収男性が多いIBJにおいて、年収は成婚にどう影響するのでしょうか?

年収と成婚しやすさの関係

IBJ成婚白書によると、男性の年収と成婚しやすさは以下の通り。成婚しやすさ100%超え(成婚しやすい部類)は黒い太字で示しています。

まず、年代無視で[合計]の傾向をみると、成婚しやすくなるのは年収500万円からで、年収が上がるにつれ成婚しやすさも増すことが分かります。※年収1000万円を超えるとまた変わってくる。

次に、[各年代別]に細かくみると、黒い太字が階段上に右にズレていくことから、年齢が上がるにつれて年収の影響が大きくなる(ハードルが高くなる)ことが分かります。

たとえば、30代前半だと年収300万円以上あれば成婚しやすい部類に入れますが、50代前半だと年収1000万円以上ないと成婚しやすい部類とはいえません。

また、年収1000万円以上ある40代後半男性(成婚しやすさ158%)よりも、年収500万円台の30代前半男性(成婚しやすさ179%)の方が成婚しやすいなど、やはり年収の前に年齢が重要であることも分かります。

婚活男子
婚活男子

若さが重要って「学歴と成婚しやすさ」の話でもそうだったなぁ

婚活女子
婚活女子

いくら高年収でも歳のかけ離れた男性より、同年代の普通年収の男性の方が安心

そうなんです。婚活で若さを求められているのは女性だけではないのです。

  • 20-30代で年収400万円あるなら婚活開始するが吉!
  • 40代以降は、高年収でも驕ることなかれ!

一般男性の年収(IBJ男性との比較)

最初に「IBJ男性の年収は一般男性の年収と比較しても高い方だ」といいましたが、具体的にどれくらい高いのか気になっている人もいるでしょう。

比較のため、国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査」で日本社会の男性年収を調べてみました。

一般男性の年収分布

まず、年収分布から。

「令和2年分民間給与実態統計調査」によれば、日本の男性の年収分布は以下の通り。※年齢層別のデータはなし。

P23_(第16表)給与階級別給与所得者数・構成比

令和2年分の最新データでみると、

  • 400〜700万円で39.9%を占める※17.3+13.4+9.2
  • [〜300万円]が最も多い(22.1%)※3.6+7.0+11.5
  • 600万円超えは全体の29.7% ※9.2+〜+0.4

ということが分かります。

婚活男子
婚活男子

日本の男性で一番多い年収層は300万円台なんですね

婚活女子
婚活女子

年収600万円超えは3割程度なんですね

なお、集計対象については、以下のように説明があります。

・この調査は、令和2年 12 月 31 日現在の源泉徴収義務者(民間の事業所に限る。)に勤務している給与所得者(所得税の納税の有無を問わない。)を対象としている(下図網掛け部分)。

・1年を通じて勤務した給与所得者数は、次のとおりである。〜略〜5,245 万人〜 略〜男性 3,077 万人

・1年を通じて勤務した給与所得者 5,245 万人について、給与階級別分布をみると、

引用元:令和2年分民間給与実態統計調査_P1・P8・P23
調査の対象(網掛け部分)

つまり、集計対象は大まかにいえば、

  • 民間の従業員・役員(公務員等は含まれない)
  • 1年を通じて勤務している
  • 令和2年の対象者5,245万人(うち男性3,077万人)

IBJ男性(=公務員・転職等で1年通しての勤務がない人も含む)とは多少ズレるものの、令和2年(2020年)の労働力人口(6,868万人、うち男性3,823万人)の7.5〜8割程度をカバーできており、おおむね日本社会の実態を表しているといえるでしょう。

婚活男子
婚活男子

比較に使えるレベルのデータということですね

ということで、先のIBJ男性の年収分布と、「令和2年分民間給与実態統計調査」の年収分布を比較すると…

※IBJ男性:2022/7/27時点・真剣交際中や休会中を除く活動中会員
※一般男性:令和2年(2020年)分民間給与実態統計調査

これをみれば、一般男性に比べてIBJ男性が高年収の比率が高いのは明らかです。

婚活男子
婚活男子

緑の[500万円〜]の開始位置をみても、IBJ男性が完全優位!

念の為、以下には「年収●●●万円以上がどのくらいいるか」をパッと比較できる累積の比率も出してみました。

IBJ男性一般男性
0円〜100%100%
300万円~96%78%
400万円~84%60%
500万円~64%43%
600万円~45%30%
700万円~31%21%
800万円~21%14%
900万円~15%10%
1,000万円~11%7%
1,500万円~4%2%
2000万円〜2%1%
年収の累積比率

これをみると、

年収600万円以上の比率は、IBJ男性が45%で一般男性は30%(15%の差)

年収700万円以上の比率は、IBJ男性が31%で一般男性は21%(10%の差)

といった感じです。

婚活女子
婚活女子

とにかく、IBJにいる男性は高年収が多め!

数字の取得範囲の違い

・IBJが「以上〜以下」、国税庁調査が「超え〜以下」と数字を取得範囲に違いがありますが、大きな影響はないものとして進めています。※年収600万円ぴったりの人は、国税庁調査では[500万円〜]に含まれるのに、IBJでは[500万円〜]そして[600万円〜]にも含まれる。しかしそもそもぴったりの年収自体が多くないと想定。

・同時に、IBJでは一部重複が生じますがこれも大きな影響はないものとして進めています。年収600万円ぴったりの人が、[500万円〜][600万円〜]の両方に含まれてしまい重複するが、そもそもぴったりの年収自体が多くないと想定。

一般男性の平均年収(年齢別あり)

次に、平均年収ですが、「令和2年分民間給与実態統計調査」によれば、日本の平均年収は433万円(男性532万円/女性293万円)です。

2 平均給与
1年を通じて勤務した給与所得者の1人当たりの平均給与は 433 万円(対前年比 0.8%減)であり、これを男女別にみると、男性 532 万円(同 1.4%減)、女性 293 万円(同 1.0%減)となっている。1年を通じて勤務した給与所得者の平均年齢は 46.8 歳(男性 46.8 歳、女性 46.7 歳)となっており、また、平均勤続年数は 12.4 年(男性 13.9 年、女性 10.1 年)となっている。

引用元:令和2年分民間給与実態統計調査_P15

年齢別の平均年収についても「令和2年分民間給与実態統計調査」より抜粋してみました。※令和2年分民間給与実態統計調査_P170:第10表 事業所規模別及び年齢階層別の給与所得者数・給与額>その3平均給与

年齢平均
〜24276.8万円
25〜29393.4万円
30〜34458.3万円
35〜39517.5万円
40〜44570.9万円
45〜49621.1万円
50〜54656.3万円
55〜59668.1万円
60〜64520.5万円
65〜69421.0万円
70〜356.8万円
平均532.2万円
一般男性の平均年収(年齢層別)
婚活女子
婚活女子

平均的には、男性が年収600万円を超えるのは40代後半なんですね!

そうなります。これが日本社会の、男性年収の実態といえます。

(もちろん、関東はもっと高いとか、地方はもっと低いなど、地域差はあります!)

ちなみに、IBJ男性の平均年収は明らかにされておらず、純粋な比較は叶わないのですが、成婚白書では成婚者と退会者の年収が公開されています。

成婚者退会者
平均値724万円583万円
中央値600〜700万円500~600万円
最頻値500〜600万円400~500万円
成婚白書2021より

なお、成婚者の平均年齢は39.6歳(中央値38.0歳、最頻値34.0歳)、退会者の平均年齢は42.9歳(中央値42.0歳、最頻値47.0歳)です。

婚活男子
婚活男子

IBJの方が、年齢が若くて年収が高い

一概に比較できないとはいえ、やはりIBJ男性には高年収男性が集まっていることは間違いなさそうです。

まとめ

[IBJにおいて]

  • 成婚しやすくなるのは年収500万円から
  • 年収が上がるにつれ成婚しやすさも上がる
  • 年齢が上がるにつれ成婚への年収ハードルも上がる
  • 20-30代で年収400万円あるなら婚活開始が吉
  • 40代以降は、高年収でも驕ってはいけない

[IBJと世間の比較]

  • 年収600万円以上割合はIBJ45%、一般30%(15%差)
  • 一般男性の平均年収523万円(平均年齢46.8歳)
  • IBJ男性成婚者の平均年収724万円(平均年齢39.6歳)
  • IBJ男性退会者の平均年収523万円(平均年齢42.9歳)
  • IBJには高年収男性が集まっている

以上、「男性の年収と成婚しやすさ」の解説でした。

念のため補足すると、男性の年収は婚活において重要項目であることには違いありませんが、年収だけが決め手になるほど甘くもありません。

なお
なお

IBJでも、高年収なのに苦戦する人、低年収でも素敵な相手と早期成婚する人など色々!

少しでも若いうちに、今持てるもので精一杯戦うことが何より大事です。

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